345話)大水

 中国北部をこの夏に訪れた人から、たいへんな旱魃だ、という知らせが、数件ありました。大同のスタッフとは、毎日のようになにかの連絡をしていますが、私は恐ろしくて、天候のことをきけないでおります。といっても、今月末には大同にいくことになるんですけど。

 この7月、旱魃のなかでも、激しい雨が降ったりしたこと、あるところでは降ってもちょっと離れるとかんかん照りだったりすることを、自分の体験から書いてきました。そして、ことしは同じ大同でも、北の大同県などではカラカラの旱(ひでり)だったのに、霊丘では大雨が降って、道が流されたりしました。南天門自然植物園では、雨で流された道路を修理したら、その翌日にまた流されたのです。

 じつは私たちも、雨で畑が流された現場をみました。写真左手ではトウモロコシ畑に濁流が流れ込み、トウモロコシを埋めたり、流したりしました。そして、ちょうど工事中であった道路をも深くえぐってしまったのです。
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コメント
 
 
 
Unknown (大同陈尚士)
2009-08-23 07:48:06
“といっても、今月末には大同にいくことになるんですけど”
そう言えばあと一週間で、大同に来られたはずですね。そんな時になったら、いっしょにお酒を飲みましょう、招待させていただきましょう。
 
 
 
今回は時間がないのです (高見)
2009-08-24 17:33:19
陳先生、ありがとうございます。でも、今回は日本の専門家の人たちといっしょで、ものすごくスケジュールがたてこんでいます。残念ながら、時間がとれそうにないのです。
 
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