中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
440話)日本の専門家の指導
南天門自然植物園には、毎年、たくさんの日本の専門家が訪れ、調査に参加し、さまざまなアドバイスを残してくれます。学会の会長クラスのかたも何人もこられるので、「どうしてこんな人が……?」といわれることがしばしばです。
なんといっても、自分が蓄積した知識、技術、経験といったものが、こういう地域の緑化に生かされるのがうれしいし、楽しいんだと、私は推測しています。現場の中国側の連中もほんとに熱心ですから、教えがいもあるのだと思います。
たとえば一昨年の夏のこと。日本の専門家がここを訪れる以前から、李向東はじめ現地の職員は、自発的に標本つくりをはじめていました。最初に自分ではじめる、というのが大事なことだと思います。いろいろ失敗などもして、悩んでいるところに、基本的なやり方を教わると、飲み込みも早いし、それがそのまま身につきます。
もっとも張り切りすぎることもあるんですね。李向東は標本づくりは、きつく押さえたほうがいいと考えて、重しのためのコンクリートの固まりを自作しました。鉄のハンドルつきです。でも、これじゃあ、重すぎるんですね。木の枝までべっちゃんこにつぶれてしまいました。
なんといっても、自分が蓄積した知識、技術、経験といったものが、こういう地域の緑化に生かされるのがうれしいし、楽しいんだと、私は推測しています。現場の中国側の連中もほんとに熱心ですから、教えがいもあるのだと思います。
たとえば一昨年の夏のこと。日本の専門家がここを訪れる以前から、李向東はじめ現地の職員は、自発的に標本つくりをはじめていました。最初に自分ではじめる、というのが大事なことだと思います。いろいろ失敗などもして、悩んでいるところに、基本的なやり方を教わると、飲み込みも早いし、それがそのまま身につきます。
もっとも張り切りすぎることもあるんですね。李向東は標本づくりは、きつく押さえたほうがいいと考えて、重しのためのコンクリートの固まりを自作しました。鉄のハンドルつきです。でも、これじゃあ、重すぎるんですね。木の枝までべっちゃんこにつぶれてしまいました。
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