中国の内陸部での緑化協力にかかわる報告です。
続々・黄土高原レポート
441話)緑が濃くなる北向き斜面
南天門自然植物園で、最初に緑が濃くなっているのは、海抜1100mより上の、北向きの日陰斜面です。中国では陰坡といいます。中心になっているのはナラで、最初のあいだはリョウトウナラ(遼東櫟)とばかり思っていたのですが、最近になってモンゴリナラ(蒙櫟)が混じっていることがわかり、さらにカシワ(槲樹)が混じっている可能性もあります。
それが2重構造になっているようです。層は樹高の高いモンゴリナラやカシワが中心になっています。リョウトウナラに比べ、生育が速く、最終的にも大きくなるよう。
シナノキ、カエデ、シラカンバなどもあります。いずれも落葉広葉樹です。そのほかにアブラマツ(油松)も混じっていますが、これは1960年代ころに、飛行機で種子を散布したものだそう。
遠目にみると、日本の森林と変わらないほど、緑にみえます。でも、なかに入ってみると、若木がほとんどで、まだ再生してまもない森林であることがわかります。
それが2重構造になっているようです。層は樹高の高いモンゴリナラやカシワが中心になっています。リョウトウナラに比べ、生育が速く、最終的にも大きくなるよう。
シナノキ、カエデ、シラカンバなどもあります。いずれも落葉広葉樹です。そのほかにアブラマツ(油松)も混じっていますが、これは1960年代ころに、飛行機で種子を散布したものだそう。
遠目にみると、日本の森林と変わらないほど、緑にみえます。でも、なかに入ってみると、若木がほとんどで、まだ再生してまもない森林であることがわかります。
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