829話)馬車その3

呉城村の背後、つまり北側に深い浸食谷があります。大阪RR厚生会のメンバーの1人がカメラマンです。ここは最高のフォトスポット。誘ったのです。

その人は、「草が芽生えるまえの早春のほうが、ここの厳しさを表現できていい。その時期にまたきたい」といいました。そうともいえるでしょう。でも、そのころは、景色が単調になります。草があるほうが、立体感がでて、私はいいと思います。理想的には、雨のあとで、地面が濡れているほうがいい。そのほうが水土流失の厳しさを表現できるでしょう。ゲリラ豪雨の最中ならもっといいようにも思えますが、そうなると浸食谷は写らないでしょう。

なにか対照物がほしいですね。そうでないと、谷の深さを表現できない。馬車でもきてくれたら最高なんですけど、昼下がりのこの時期、通りかかる可能性は高くありません。そう思っていたら、やってきたんですね。あわててシャッターを切りました。でも、私のつかっているミラーレスのデジタル一眼、日中の野外ではディスプレーがよくみえないんですね。あとでみたら、同行の日本人たちが写っています。
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