goo blog サービス終了のお知らせ 

1108話)ヒメウコギの怪(3)

学名(拉丁名)を介して、和名と中国名を翻訳でき、刺五加がエゾウコギであることがわかりました。分布する地域も双方の図鑑その他でわかるんですね。インターネットをつかえば、図鑑も不要です。

その延長で私が考えたのは、ヒメウコギは中国のどの地方の産か、ということです。それがわかれば、その道の専門家には、渡来ルートや時代の見当もつくかもしれません。

で、まずは中国の検索サイトに、ヒメウコギの学名Acanthopanax sieboldianusをいれてみました。でました、でました! と言いたいところですが、中国語のサイトはほとんどでてこないのです。わずかにでてきたもので、「異株五加」という中国名がわかりました。雌雄異株の意味でしょう。

外形は五加(Acanthopanax gracilistylus W. W. Smith)とそっくりだけれども、雌雄異株であるところがちがっているとも書かれています。そして、安徽省の黄山などの特有種とあり、青島、瀋陽、北京、陝西などで栽培されているというのです。そしてなんと、原産は〇〇と!

写真は次回に登場する中国の図鑑などです。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )
« 1107話)ヒメ... 1109話)ヒメ... »
 
コメント(10/1 コメント投稿終了予定)
 
コメントはありません。
コメントを投稿する
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。