957話)金山寺のマツ

4月13日は大同での最後の一日です。午後の時間をつかって、大同県金山寺の植林プロジェクトを見に行きました。運転手の郭さんは、一度でもいったところは、たいてい忘れないで覚えています。その彼が戸惑いました。造林地のまん中を大同-天鎮の高速道路が通り抜け、ようすが変わってしまっていたからです。それでも造林地に影響がなかったのはよかった!

金山寺は火山です。大同火山群の1つで、溶岩でできています。そしてその周囲にも溶岩流のあとが残り、軽石が転がっています。その筋では世界的に有名な火山群なのだそうですが、バーッと噴火したのではなく、ブスブスと溶岩が流れだしたようですね。

その周囲にモンゴリマツとアブラマツを植えてきたのです。采涼山プロジェクトよりは2~3年、早かったと思います。

ここにくるのは久しぶりでした。大きくなっています。モンゴリマツの大きなものは5m強あります。采涼山よりは活着率が低かったのですが、ここまでくるとそんなことは気になりません。前中代表は「むしろ適当に隙間があったほうが、草地が残ったり、ほかのものが入ってきたりで、多様性にとってはプラスです」と話しています。なるほど!
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