台木の伸びたアンズに、現場で優良品種の枝を接ぎ木して、問題を解決した話を前回にしました。それにはおまけがついたのです。
なるほど、このようにすれば、どんなアンズの木にも、いい実をならせることができるんだ、と村の人が気づいたのです。そして、守口堡の万里の長城の付近には、土杏(トゥシン)と呼ばれる実生の大きな木があります。実はなりますが、小さい。なかにはおいしいものもありますけど、みなそうとはかぎら . . . 本文を読む
問題点がわかってからの対応は鮮やかでした。私も知らないうちになされていたのです。
緑色地球網絡大同事務所の武春珍所長が技術者を派遣し、現場で接ぎ木をさせたのです。ふつう接ぎ木といえば、せいぜい直径1cm程度の枝を接ぐんですけど、ここでは直径3cmもある太くて長い枝が接がれ、太い針金で結びつけてありました。それでも着くんですねえ。
私たちの協力プロジェクトのアンズは、それまでほとんどが仁用杏で、 . . . 本文を読む