135)生態移民村

 大同市最南部の霊丘県は太行山脈のなかです。奥深い山中にも人が住み村があります。ヤギ、ヒツジの放牧や柴刈りのために環境が破壊されます。小さな村でも道路や電気を維持する必要がありますが、そのためのコストもばかにならないでしょう。  大同市政府は、関係者の同意を前提に、2百人未満の村を大きな豊かな村に吸収することを決めました。生態移民といいます。それができれば、人手をかけて植えなくても、森林が再生する . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

134)山間の村

 アップダウンをくりかえしながら車は山道を1時間半も走って目的の村に着きました。ところがここは出発点からわずか5キロ。友人の孟さんのつれあいはその5キロの道をロバにまたがって嫁いできたそう。くるまは大回りしないといけません。それを知って私も帰り道を歩いたら1時間半。  黄土高原は土ばかりで石は少ないのです。ですから伝統的な住居は日干しレンガの窰洞。ここ太行山は石だらけで、土は乏しいのです。そのため . . . 本文を読む
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )