テレビドラマの劇場版。テレビと同様に息つく間もなくスピーディーに。また、人間関係も新たな。
娯楽映画としてはとても素晴らしい映画。
映画館は、旧小牧空港の一部のショッピングモール。
すく横には県営名古屋空港、駐車場には元の滑走路の跡も。
世界的に評判(だそうです)の小説の映画化。
北イタリアの山々、ネパールの山々の美しさの中で、二人の男性の友情、父親との関係、近代経済に巻き込まれて苦しむ昔ながらの生き方、等を描いた静かな映画。後半では仏教的世界観。映画としては素敵です。ただ、心の変化、考え方の変化を丁寧に描くので時間がかかるのは仕方ないですが2時間半は長かった。
欧米の映画祭で評判になった映画。一方で賛否両論の映画。実在の音楽家の名前も出てくるので実話と間違えそうですがあくまでもフィクション。そもそもベルリン・フィルには女性の常任指揮者は存在していませんから。
ケイト・ブランシェットの怪演に圧倒。性的マイノリティーの問題も絡め、クラシック世界の妬み、僻みを。
観終わってそのままでは中々理解できずパンフレットを読み返して納得。
3時間近い映画ですが、ケイト・ブランシェットの”怪演“に引き込まれた映画
現代の問題、新興宗教、原発事故、介護、障害者、そして老い、それらが、おとなしい主婦に襲い掛かり、それをおかしく、そして真剣に。
そして、人と人のぶつかり合いを”波紋“で象徴。
筒井真理子さんの心情の変化が見事。そして心の変化がフラメンコのパルマ(手拍子)で。
面白い映画