週末、土曜日は天気悪く、早朝からの映画。人が密にならないように朝の内に。
長野オリンピックの裏話。鬱陶しい梅雨、清々しい思いの素敵な映画
愛知県もようやく週明けから緊急事態宣言解除、映画のレイトショーも再開されるので、人の少ない感染リスクを避けながら映画を楽しめると。10:00に映画終了したら多くの人達が。早朝興行で良かったと。人手を避けながら知多半島豊浜へ。
地元水揚げの”上り鰹“と“コチ”
顔馴染みとなったお店のおじさんから”脂身の多い戻り鰹も良いけど上り鰹もあっさりしていて美味しいよ!“
“上り鰹”という言葉、初めて。家に戻って調べたところ北へ上っていく鰹のことで4-5月辺りの上り鰹は”初鰹“というそうです。後は“ちょっと骨が多いけれどコチ、良いよ。夏のフグと言われてるよ”
刺身で食べられるところは刺身用に、あとは煮付け用に。
それにしても天気悪いせいもあるかもしれませんが、人も少なくて、おじさん達も”早く、昔みたいに戻って欲しいな“
昼前に戻って、北海道蘭越町の松原ワインさんのワインでお魚を。
昼吞み🍷を。
松原農園のワイン、松原さんの強い思いがあって日常吞むことができる格安の値段。長年苦労されてここまでになった松原さんのご努力に頭が下がります。北海道へ行くときには毎回、寄らせて貰っています。
日曜日は天気良くなる予報なので朝早く自宅を出て長野県南部南信の大鹿村へ。節約のためにひたすら一般道で。
秘密(でもないか)の場所で九輪草
上陸から流れ込んでいる川からここ数年の大雨、台風で土砂流入、九輪草の群落も全滅しかけています。それでも地元の人達が種を集めて影響の少ない場所へ蒔いて全滅を防いでいます。頭が下がります。そのおかげで毎年、写真を撮ることができます。
九輪草以外にも色々と。
今回、大鹿村を訪れたのはもう10年以上、毎年購入させていただいている鹿肉を買いに。
ここで加工をされている鹿肉は全く臭みがなく、いつも美味しくいただいています。
毎回、色々な話を楽しく聴かせていただきます。この冬、猪肉は殆ど採れなかった、とのことで、いつも“鹿肉だけでなく猪肉もどう?”て勧めてくれるのですが今回は猪肉が少ないのでソーセージに加工したものをオマケでいただきました。1年分をまとめて買うのと長年おうかがいしているので格安の値段にして貰った上に。ありがとうございます。
やっぱり武漢肺炎の影響、あって昨年はGotoEatのときにはそれなり出荷したそうですが年末近くからの中止により殆ど出荷できなくなったとのこと。ようやく、最近、テイクアウト用として洋食店からの発注が増え始めた、とのこと。
娘さん達、お孫さんにさばきかたの写真。
これからも美味しいお肉が次世代に引き継がれていきます。
近くの道の駅で(奮発して3コイン)ヘルシーミートさんの鹿肉ステーキ。
ここ大鹿村には温泉が湧いていますが(鹿塩温泉)、塩分がとても多いです。元々は南アルプスの麓の大鹿村、造山運動により昔の海底が隆起してできた南アルプス。大鹿村の山の中には隆起している造山運動を観ることができます。今でも数ミリ?隆起しているそうです。ちなみにリニア新幹線の南アルプスのトンネルはこの大鹿村が出口です。その麓に珊瑚礁の跡から海水のような温泉が湧き出ているそうです。この温泉から採った貴重な塩、普通の塩と異なって苦味が少なく、ほんのりと甘みもあります。これを鹿塩ステーキにかけると一層おいしくなります。
嫁さんはこの塩を使った塩ラーメン。よくある塩の味が強い塩ラーメンとは違って美味しかったそうです。
あとは名古屋へ。往路とは変えて山越え、木曾路経由で。
それにしても、武漢肺炎は世界中の文化、歴史、人々の暮らしを悉く破壊しましたね。
この大鹿村、元々、平地が少なく南アルプスの斜面近くに階段状に畑があり人々は急斜面に暮らしています。近くには日本のマチュピチュと言われる”下栗の里“があり、全国から観光客が来ますがこちらの大鹿村のほうがよりうっそうとしています。そのために複雑な細い道が縦横無尽にありますがひとつを除いて悉く大雨、台風で通行止め。本来ならば行政がすぐに復旧工事をするのでしょうが、地方自治体も財政的に厳しいせいか目処が立っていないようです。
そういえばよく遊びに行く新潟県の某所も山間部には通行止めだらけ。復旧がいつになるかわからなくなっています。
この武漢肺炎のお陰で、日本の(多分世界中の)経済的に厳しい場所、は、その歴史、役割を終えてしまう、そんな危機が感じられます。
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