”あなたへ”
小説では”行間を読む”という表現がありますが、この映画では”シーンの間を読む”という表現があてはまる、静かなときが流れる、そんな映画。
高倉健さんが富山から車で移動するシーンの中に、なんと乗鞍スカイラインを走行するシーンが一か所だけありました。
先日、乗鞍スカイラインを歩いていたため、すぐわかりました。
もちろん(多分)、高倉健さんはご本人が運転しているとは思いませんが。
昨今の騒がしい映画の中で(テレビも含めて)、ゆっくりと、しかし確かなときの流れを感じる、言葉の美しい、日本ならではの映画でした。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます