中央官庁のエリート官僚が覆面で一気に書いた本。
今の日本で最後の陰部となる電力業界を取り巻くノンフィクション。
あっという間に読めた本。
半年で20万部以上を売り上げたのに、まったくマスコミに取り上げられない本。
⇒わけのわからない大学の客員教授になる落選議員
⇒テレビ・雑誌は(広告収入源である)電力業界を批判しない
⇒原子力政策に反旗を翻した知事(前福島県知事はプルサーマル計画に反対)をスキャンダルで(警察・検察ともども)辞任に追い込む
よく考えると、福島原発事故から3年近くなって以前のように何事もなかったかのような事象を感じられます。
でも、この覆面著作者、一番の目的は、某電力会社の原発の再稼働に反対をしている某日本海側の県の知事を、福島のようなスキャンダルで失脚させようという、電力業界の動きを封じるために著作した、とのこと。
今、霞が関では、この著者が誰か、血眼になって探しているそうです。知られては困ること、たくさんあるのでしょうね!また、秘密保護法を急いだ理由のひとつ、とされています。
でも、事故があれば、日本有数の米どころは壊滅的、しかも、偏西風に乗れば関東に影響は及ぶのに、東京の人たちは”電力代上がるのはいやだ!”。
お台場に原発を作ったら?(ビートたけしが言っていましたが)
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