ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

里山資本主義

2014-02-20 00:02:26 | 本と雑誌

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名古屋から宮城県へ日帰り出張。新幹線乗り継ぎで片道5時間。以前買った本を。

あっという間に読める本、そして、納得する部分がとても多かったです。

結局、”大量生産、大量消費”の価値観から抜け出せない”日本の企業”に勤める都会に住む”サラリーマン”(と思われますが)を痛烈に批判。

結局は、地方が”貧しい”と思うのは、あくまでも”お金”という基準。

都会に住む人は、結局は、”人生を金で買う”、それだけの価値観にとらわれていること、痛感します。

しかし、若い人ほど、この価値観に限界が来て、中高年以上が”過去の富”を持ち逃げしていく、そんな、都会の人たちの生き方に疑問を投げています。

”日本が限界”ということが言われますが、実は”都会が限界”。でも、生き方を変えることにより、日本は変わっていく、しかし、それを邪魔しているのは、我々を含む”中高年”です。別の言い方をすると”既得権益者”。

でもあと、10年もしないうちに(ひょっとすると5年以内に)大きく変えないと、取り返しがつかなくなるかもしれません。

本の内容は、まったく悲壮感はなく、明るい未来を描いたもので、考えさせられるもの。

もう、大量生産・大量消費社会をやめませんか?

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
早速、図書館で借りてきて読んでいる最中です。 (日野の旋風)
2014-03-07 09:02:54
大量生産・大量消費社会・化石エネルギーに頼る時代ではない。

本当に日本を考え、徐々に実行するのは〝今、でしょう!〟
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日野の旋風様、よく、”日本は経常赤字で大変!”と... (taku)
2014-03-07 12:39:42
日野の旋風様、よく、”日本は経常赤字で大変!”と言われます。でも、輸出金額はリーマンショックを経ても、毎年増加しています。ただ、輸出企業を助けるために円安に誘導した結果、資源輸入コストが跳ね上がっています。そのため、すぐに、”赤字解消には原子力しかない!”という論調になってしまいます。一方、日本の国内総生産のうち、輸出関係はほんの10%程度しかありません、残りの90%が内需です。これらのロジックを微妙にコントロールして、日本国民は騙されて続けます。円安に誘導すると結局は物価があがり多数の日本人にはメリットありません。”グローカル”という言葉があります。今後はこの”グローカル”こそ、日本の生き残る道なのでは、と思います。多分、それは農業かもしれません。
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