ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

この混乱の時に。価値観が変わるのかな?

2020-06-08 12:45:47 | 社会・経済
週末は東京の母親を連れて飛騨高山へ。

ストロベリームーンを見ながら。
新東名高速でも世の中の変化を

今までは深夜の長距離トラックで大混雑しているPA,SAもガラガラ。こんな事、武漢肺炎以前には無かったことです。確かに長距離トラックはせいぜい広島から、あとは殆どが高速道路沿いの県トラック。そして夜行バスも無く、あっても埼玉までのあちらこちらを寄るバス。

とはいえ、先日までの”自粛”から”慎重に”の表現に変わっています。
実家経由中央高速へ入るとやはり週末割引がないせいか空いています。とはいえ近場まではソコソコの車。

諏訪湖のSAまで来ると車も大分減ります。雲ってはいますがアイスクリームが美味しく感じます。
乗鞍方面、乗鞍スーパー林道へ。

目に刺さるような新緑と乗鞍岳の残雪。
頬にあたる新緑の風が梅雨前の素敵な自然の営みを感じさせます。

そしてちょっとした広場で乗鞍岳を見ながらアウトドアご飯

これほど”集・近・閉”(=3密)を避けたお昼は無いでしょう。作ってきた(嫁さんが作ってくれた)シチューと”脱アルコールワイン”で。

夜は母親が好きな飛驒牛を。





お店も6月になってから営業再開したもののお客さんも少なく、従業員の方達も交代交代で仕事をしているそうです。
母親をホテルに戻してからしばらく高山の夜をブラブラと。



閑散としています。

でも、飲み屋街へ行っている見ると、東京と同じく、若い人達、男の子、女の子たちがマスクせずに沢山!
一気に気持ちが緩んでいますね。
夜の国分寺


翌日は宮川の朝市へ。



やはり閑散としています。
顔馴染みのお店もありませんでした。
いつも行くお店(山菜とか地元のものを買っていて顔馴染みに)では、もう、どうして良いかわからないくらいとのこと。
東京へ戻る途中、新島々近くで見た光景







この地区では最大のバス会社も大量の”休車”のバス。
観光業界への影響の大きさを痛感します。



普段ならば東京へ戻る車で車の多い中央高速道路もガラガラ。
ところが東京から(神奈川の父親の墓参りをして)東名高速へ入ると、厚木近くまで東京への渋滞(反対の上り車線)。どうも皆さん、休日割引がないせいか近場、鎌倉江ノ島あたりに大挙して押しかけているようです。
武漢肺炎ウイルスの次の感染、起きるかな?ウイルスはいなくなったわけではないので。
ところで今回の世の中の激変では次のようなことを(今の段階で)感じます(これから更になにが起きるかは予測不可能ですが)
①インバウンドは結局は日本人にとっては良いことなのか?と。全体を見ると外国人が来てものを買い、観光業界を利用すればお金は”日本全体から”見ると落ちます。でもそのおかげで、どんどん値段は(昔からの)日本人にとっては高く、そしてホスピタリティも落ちています。日本に来る”金持ちの”外国人にとっては安い!と感じても、”普通の”日本人にとっては高くなってしまっています。そしてあまりにも外国人向けに、日本と言えば”忍者””刀””芸者”をモチーフにしたその地には全く関係ないもが蔓延っています。
②インバウンド、特に中国無しではもう日本はやっていけなくなってしまったこと。これだけ日本に入り込んでいたと認識しました。しかも、その結果、見るも明らかなことが。中国に楯を突いたとき、日本の生殺与奪が中国に握られてしまったこと。これは中国に浸食されたと言われる豪州で中国に逆らった途端に不買運動、渡航禁止となっています。つまり、今の中国に逆らうとその国そのものの存立が左右されるということ。
今後、日本が従来のようなインバウンドに頼った立て直しを図ると同じことが起きます。

色々と考えさせられる、今回の騒動
(いや、今後、もっと大きな日本社会の変化が起きるかもしれませんが)













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