ふっ と想うこと

山・雪・風・人、徒然なるままに--

暖かい冬、風力発電を見ながら

2018-01-06 13:47:04 | 写真
愛知県最奥地、奥三河の面の木園地へ。

いつもは風が強く、霧氷が綺麗ですが、今年は暖かいせいか、まったく霧氷はありません。


遠くには雲の中の恵那山

風が強いので風力発電があります。

遠くには、御嶽山

遠くにはやはり風力発電

風力発電機は牧場の中に。ポカポカした牧場を歩きながら、ふっと。

風力発電、中々できません。作ろうとすれば、鳥の保護、見た目が悪いと反対運動。同じように太陽光発電も同じく自然保護の名の下に反対運動。

不思議ですね、原子力発電には反対して、自然エネルギーを唱えるのも、風力発電、太陽光発電にも反対するのもいわゆる”市民運動“。個人的には原子力発電には賛成でもなく、反対でもないですが、最近の市民運動、社会運動には疑問が感じざるを得ないことが多いような気がします。

年末年始の有名な深夜営業討論番組で有名なるジャーナリストが、
”ジャーナリストは批判をするのが仕事であり、代案を考えるのは仕事ではない“と発言。他の評論家と一緒に、”批判はわかったが代案は?“との問いかけに反発していました。

何か、最近の日本、批判ばかりして、どうしたらよいのか、という建設的な提案が少ないような気がします。その批判も論理的な批判ではなく、感情的なものが多いです。会社でも組織でも批判ばかりして、なにもせずにとりあえずときをやり過ごす、どうしたら良くなるのか、変えて行こう、という動きは疎まれてしまう。ここが欧米の社会運動と大きく異なっている、との指摘もあります。

最近の日本は内向き、自己中心的になっている、そんなことを思いながら、瀬戸の雲興寺へ。

徳川家康ゆかりの寺。盗難よけでも。
もともと、10年以上前に車からカーナビの盗難にあってから、盗難よけの御利益にあずかろうと。

この雲興寺の屋根は今では瀬戸では作られなくなった瀬戸赤津焼の瓦。ちなみにこのようにあたりは、赤津という地名。

この雲興寺は東海道遊歩道の一部


ポカポカとした、でも、明後日からは今年1番の寒波が来る前のノンビリとした、正月



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