今日は妙高市主催の自然保護・高山植物のパトロールとして環境省のパークボランティアとして参加。
笹ヶ峰近辺を回って、林道沿いはもちろん、清水が池他で、最近目立つ伐採。あまりにもひどいので、何人もの人たちが妙高市、新潟県へ苦情をいるとのこと。
そのことを巡回後、皆で話をしてたところ、そのうちの一人の方が、
”そもそも、笹ヶ峰は国立公園内とはいえ、管理しているのは地元のS地区。クマがでるので、伐採をしている。文句あるならば、S地区に文句を言ってこい。そもそも、花を見たいんだったらここへなんか来なくていいんだ、よそへ行け!”
皆唖然。本当にクマ対策?住居地区の近くならば、このような方法もあるでしょう。でも、住宅のない自然環境の中で、このような効果は疑問。そもそも、今回、一般のお客さんに高山植物の保護、をうったえるために、巡回活動をしています、それもこの方がが言われた場所で!
新潟県(妙高市?)が最近発注している登山道整備、特に草刈には雇用対策のものもあり、自然環境に配慮したとは思えないような工事が散見されます。高山植物を考慮せず、やたらと草刈をしています。大がかりな工事はやはり山を知っている人たちがいらっしゃるのでこのようなことは少ないですが。
隣の長野県と比べても”自然保護”という観点からみると、??と思うのが実態。現場をきちんと見ていない工事。管理する側も人手がなく、国からの予算だけがきて業者まかせにしているから、このようなことになるのかも。
でも一番問題なのは、パトロールをしている人が、”花を見たければよそへ行け!”と発言していること、さらに、この方がこの地区での自然保護活動の中で発言力が大きいこと!
これでは、”自然豊かな新潟県”があきれてしまいます。
参加した人たちも、”こんな意識だからダメなんだ!”と憤慨していたことがせめての救いかしら。
でもね~