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本日、長年取り組んできた交渉事、トランプ流に
言えばディールが、大きなヤマを越えて一段落へ。
途中は先が見えなくなったり暗礁に乗り上げそうな
状況もあったが、諦めずに粘り強く取り組んで良かった。
振り返ると、相手を動かすためにこちらの対応を途中で
修正したことが大きく、それは北風と太陽のような感じか。
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自分が結論を急ぐあまり、強引に交渉を進めようとしても
相手のあることなので、必ずしも上手くいくとは限らない。
むしろ、時間をかけてゆっくり着実に行う方が、最終的には
大きな効果を得ることができるなど、結果的に近道のこともある。
また、冷たく厳しい態度で人を動かそうとすると、却って人は
頑なになるが、暖かく優しい言葉をかけたり、態度を示すことに
よって、初めて人は自分から行動してくれる、という面もあるだろう。
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子どもの頃、イソップ寓話を読んだときは、単なる
笑い話というか、深い意味など分からなかったと思う。
年月を経て、真剣な交渉や対応が必要になって初めて
この話の含意が分かったというか、実感したのも事実。
また、こういう寓話や様々な教訓を知っているかどうかで
戦略の打ち手に幅が出るという側面もあるだろう、趣が深い。
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明日はナイナイジの予定です(-_-;