社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

男子専北・水沢、女子大野全国へ!

2012-02-06 08:54:14 | Weblog

 昨日まで、仙台市宮城野体育館で開催されていた東北高校選抜大会が3日間の日程を終了、県勢の男子専北・水沢が、女子では大野が健闘、晴れの全国切符を手に入れた。

 男子の専北は、1~5位決定戦準決勝では鶴岡東(山形)に2-3、つづく3位決定戦でも帝京安積(福島)に2-3で破れ4位ではあったが選手たちは確実に力をつけており、安定した戦いで東北を通過した。

 水沢は、予選リーグ3勝2敗で終え6位~8位決定リーグに廻り、東奥学園(青森)に3-0で勝ったのが効き、弘前実業(青森)には2-3と惜敗したが3者同率となり勝率の差で6位を勝ち取り、水高卓球部史上初めての嬉しい全国行きを決めた。

 水沢は進学校であり、先日の北日本大会も一日目は模擬試験のため参加できず、2日目の団体戦のみの出場であった。

 このような環境にもめげず、文武両道を頑張っている姿は同じような境遇にある子どもたちに勇気を与え、まさに「努力は報われるんだ」を実践してくれた。

 この影には、奥州市卓球協会の柏山会長や水高OBの方々の献身的な指導があってこそだと思っているし、それを学校との間を繋いでいる顧問の千葉先生の存在も見逃せない。

 この結果は本当に素晴らしいことで、同じような境遇にある大船渡高校を指導させていただいている私にとっても自分のことのように嬉しいのである。

 一方女子では、大野が実力を発揮し、1位~4位決定リーグでは山形城北(山形)と秋田商(秋田)を共に3-1で下し、青森山田には及ばなかったものの県勢としては、しばらく振りの準優勝という素晴らしい成績を収めた。

 この裏にも、大野の地域全体での応援や小坂先生の後押し、そして現在公私共に絶好調の細川先生の采配も見逃せないのである。

 この3校は、来る3月23日~25日まで秋田市立体育館で開催される全国高校選抜卓球大会に出場する。

  全国の常連、専北は野田先生の徹底した強化練習でランク入りを目指して欲しいし、大野は滝浦がチームを引っ張り全国で通用するところを見せて欲しいところであり、水沢はさらにモチベーションを上げて全国の強豪たちに立ち向かってもらいたいと期待している。

 また、県勢としては初めて男子が2校、女子1校の計3校が出場するのであり、是非私も応援に駆けつけたいと思っている。