社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

マイナス思考を導くコーチの言葉!

2011-03-02 08:35:50 | Weblog
 マイナス思考の原因の一つに、「コーチの言葉」がある。

 例えば、コーチが選手の失敗を許さないという指導では、コーチは失敗した選手を叱ることになる。

 そのコーチの叱責が選手に恐怖を与えることになり、選手は、「失敗したら怒られる、失敗しないようにしよう」とマイナス思考に陥ってしまう。

 このように、コーチに怒られた選手は、次のプレイでは「失敗しないように安全にやろう」というマイナス思考に陥り、思い切ってチャレンジしなくなってしまう。

 また、多くのコーチは試合の直前に「こういう失敗をしないようにしなさい」と注意をする。

 この失敗を意識させるコーチの言葉は、選手に失敗をイメージさせることによって選手はマイナス思考に陥る。

 失敗したいと考えてプレーしている選手はいない。成功しようとプレーした結果、失敗してしまったのである。

 選手が失敗したときにコーチはチャレンジしたことを認め、「次にはできるようになる」と感じさせる言葉がけが必要である。

 (岡澤祥訓:奈良教育大学 教授・卓球日本代表チームのメンタルサポート)

 私自身も、日卓協の指導者講習会で岡澤先生の講義を聴講したことがあるが、言うまでもなく卓球と言うスポーツは、特にメンタルが勝敗を左右するものであり、自分が子供たちや選手に投げかけている言葉が、マイナス思考を高めさせているいる場面が多々あり、反省しているところである。

 常にポジティブな発想を心がけなければならない。

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