我が身を抓って、人の痛さを知れ!
人の痛みや苦しみは、自分の体の痛みに置き換えてみて、他人を思いやれという教え。
抓って(つねって)は、爪や指先で肌をつまんで強くひねること。
自分が同じ立場だったらどう感じるかよく考えて、人のことを思いやることが大事だということ。
「自分がよければ相手がどうなろうと、あるいはどう思おうがそんなことはどうでも良い」といい加減に考えてしまうこともある。
一般的には、「相手がどうでもいい」なんてことは思うことは稀であり、知らず知らずのうちに相手への思いやりが無くなっている時のほうが、数段多いと思うのである。
いくら正当な意見であったとしても、今から頑張ろうと考えている相手に対しては相当な配慮が欠かせないのであり、それを無理に押し付けようとすることは愚の骨頂なのである。
「人の振り見て、我が振り直せ」ということである。
*後ろに見えるのは復興再開なった南リアス線である。この桜の木もあの3.11には3mもの波にのまれたが、今年も元気に花を咲かせた。
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