社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

中総体③ 記録から!

2012-07-25 09:46:32 | Weblog

 第59回目となった県中総体を第1回大会から試合結果を振り返って見ると、男子団体では大船渡一中が初参加の昭和33年から43年まで負け無しの11連覇を飾り、その後も優勝を重ね、3連覇と2連覇2回を含む通算18回もの県チャンピオンに輝き、圧倒的な成績を残している。女子でも同じく大船渡一中が初出場からの4連覇・3連覇・2連覇2回を含む14回の優勝を数え、岩手の卓球界を長年に亘って牽引して来たところである。

 そして、この成績に続くのが花巻勢であり、その筆頭である花巻中は男子9回・女子6回、続いて石鳥谷中男子7回(3連覇含む)・女子5回(4連覇含む)、続いて花巻北中男子4回(現在3連覇中)・女子1回、続いて東和中男子3回(2連覇含む)・女子5回(2連覇)と、この花巻地区4校合せれば男子23回、女子17回の優勝となる。

  その他では、大野一中が男子で3回(3連覇)・女子4回(3連覇含む)が特筆され、以上が男女ともに優勝経験のある6校である。

 59回大会中の優勝占有率男子は、大船渡一中の18回と花巻地区の23回を合せると41回となり、実に70%を占めることになる。女子は、大船渡一中の14回と花巻地区の17回を合せると31回となり、これまた53%を占めている。

 その他の複数回優勝校は、男子で水沢南中・若柳中・小佐野中が2回の優勝を飾っており、女子では箱石中(2連覇含む)・川口中(2連覇含む)・晴山中(2連覇含む)・宮古一中がそれぞれ3回、広田中(2連覇)・山谷中・米崎中が2回の優勝を果たしている。

 また、男女同時のアベック優勝では、これまた大船渡一中が13回と群を抜いており、つづいて花巻中が4回、石鳥谷中2回・東和中2回、花巻北中1回と全5校だけに限られ、如何にアベック優勝が難しいものだとあらためて感じた。

 以上が記録を追って見たものだが、大船渡一中からは旧姓今野安子さん(世界混合W)、箱石中からは旧姓枝野とみえさん(アジアS)、東和中からは旧姓長洞久美子さん(全日本S)らの各チャンピオンが輩出されており、当時は全国でもレベルの高い位置にあったことが証明されている。

 現在の中学生達には、以上のような素晴らしい岩手の先輩達がいることを目標に、さらに上を目指して頑張ってもらいたいと思っている。

 さて、中総体でもう一つ別な意味で感じたことだが、近年少子化のため学校統合や卓球部の無い学校等が年々増えてきており、中学生も競技人口の減少が危惧されていることを何人かの方々から指摘され、各地域の協会などは卓球に対する啓蒙活動や底辺の拡大が求められている現状があり、私たちはこのことを決して忘れてはいけないと、肝に命じさせられたところである。

  

   *親子鷹ならぬ祖父孫鷹?

  

   *正真正銘の親子鷹


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