社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

高校総体③!

2014-05-28 15:33:44 | Weblog

  今日は個人戦を振り返ってみたい。

 男子ダブルスでは、大槻・皆川組が1セットも落とさず決勝に進み菊池・高橋組(花農)の思い切ったプレーにセットオールともつれたが、最後は5本で決着をつけ実力を見せた。3位には、町田・坂本組(専北3年・2年)と村上・松坂組(高田2年)が入賞した。後者は村上の上手さと松坂の強ドライブで3回戦とつづく準々決勝熊谷・久保組(専北2年・1年)をいずれもセットオールで下した粘り強い戦いは目を引いた。そのほか注目の本間・河合組(専北1年)は3回戦で吉田・佐々木組(水沢3年・1年)にセットオールで屈した。

  一方、女子ダブルスでも本命の高橋・松浦(大野3年)は、準決勝1年同士の大野ペア塚本・伊東組との対決を制して勝ち上がった菅野・柳田組(大野1年)と決勝の小川・佐藤組(大野3年)に各1セットを落としただけのご愛嬌であり、完勝であった。

 もう一つの3位には、盛二のエースダブルス佐々木・及川組が第1シードの菅生・高橋組(盛岡誠桜)を3-0で下しベスト4に食い込んだ。

  さて、男子シングルスでは大槻・皆川の2強は揺るがないとみていたが結果はまさにその通りとなり、決勝戦は予想にたがわないセットオールの熱戦となったが皆川が優勝、嬉しい3冠王となった。3位には町田(専北3年)と村上(高田)が入りシードを守った形となった。

  そのほか、岩手国体世代の1年生では中島杯で活躍した本間(専北1年)に注目していたが期待通りの活躍で4回戦では久保(専北1年)の1年生の同士討ちを3-1で制し、準々決勝では大槻から1セットを奪取してそのポテンシャルの高さを見せた。

 そのほかの1年生では、阿部(専北)が16強入りを果たしたのみであった。

  一方女子シングルスでは、高橋(大野3年)が決勝で同士討ちの小川に1セット落としただけの完勝で2連覇を飾り、対抗するのではないかと見ていた松浦(大野3年)は準決勝で小川(大野3年)にセットカウント2-1から逆転負けを喫した。総合開会式での選手宣誓や選抜大会後の各種挨拶回りなどが重なり主将としてなかなか休まることがなくコンディションもままならない中、それでもよく頑張ってくれたと思っている。これからつづく東北大会・インターハイでの活躍を祈っている。

 また、もう一人の3位には佐々木南(盛岡二3年)が大野の4強(佐藤)をセットオールで下し、地元出身花巻での大会で最後に花を咲かせた。敗れた佐藤にはまだまだポテンシャルが隠れている将来性豊かな選手であり、インターハイで優勝を狙う大野にとっては欠かすことのできない選手であり、今後の活躍を大いに期待している。 

 さて、男子同様岩手国体の世代である1年生に目を向けると、注目の塚本(大野)は実力通り第6シードの菅生(盛岡誠桜3年)をセットオールの8本で下し堂々ベスト8入りを果たし、また団体やダブルスでも足腰が強く安定したプレーをしており、これからまだまだ強くなる予感がした。また、熊谷(専北)も2回戦で浦川(水沢3年)に大苦戦したが、ここをセットオールの8-10からの大逆転勝ちで辛くも勝利、その後は順調に勝ち進みベスト8に食い込んだ。そのほか柳田・土田(大野)、千葉(盛岡誠桜)がベスト16にランクイン、国体候補に名乗りを上げた。