h26年岩手県高校総体卓球競技が23日から25日までの3日間、花巻市総合体育館で開催された。
男子団体では、専北が大槻・皆川を中心に新人本間の活躍もあり、順当に危なげなく3年連続20度目の優勝を達成した。2位には菊池・高橋と準決勝で貴重な1点を挙げた齋藤が頑張った花農が進出、3位には躍進の盛岡北と大野が入賞した。
女子団体では、全国選抜3位の大野が前評判通りの力を見せつけ全試合3-0と危なげなく4連連続5回目の優勝を果たした。高橋・松浦・小川・佐藤に1年の塚本が加わり一段と安定感を増した横綱相撲であった。
男子ダブルスでは大槻・皆川組が菊池・高橋組(花農)を1-2から逆転優勝、村上・松坂組(高田2年)と町田・坂本組(専北)が3位に入賞した。特に村上・松坂組は専北のベスト4独占を阻んだ入賞で価値のあるものであった。
一方女子ダブルスでは、高橋・松浦(大野)組が準決勝と決勝の同士討ちで各1セットを落としたが、まずは貫禄の優勝であった。2位には、佐藤・小川組(大野3年)、3位には菅野・柳田組(大野1年)とこれまた大野の一角を崩した佐々木・及川組(盛二)が嬉しい入賞を果たした。
男子シングルスでは、いずれも3冠のかかった大槻と皆川の決勝同士討ちであり、予想通り白熱したラリーの応酬となったがセットオールの8本で勝利の女神は皆川朝(専北3年)に微笑んだ。3位には、町田(専北2年)とこれまた専北の一角を奪った村上(高田2年)が嬉しいインターハイ切符を手に入れた。
一方女子では、戦前の予想通り高橋梓海(大野3年)の独壇場となり、決勝戦で小川(大野3年)に1セットを落としただけの桁違いの強さを見せた。3位には準決勝の同士討ちで小川に屈した松浦(大野3年)と男子同様に大野の佐藤(3年)を下しベスト4独占を阻んだ佐々木(盛二3年)が嬉しいインターハイ出場を決めた。
*全国選抜3位の堂々とした行進
*前年の返還
*選手宣誓:菊池智裕(花農3年)