社長の卓球日記

卓球の遠征記、その他日々感じたことを

北日本大会終る②!

2014-01-28 11:19:41 | Weblog

   

    *28日付け岩手日報より

 大会結果については上の通りであるが、私なりの感想を少し記してみたい。

 男子団体戦は、来月に東北高校選抜大会を控えている東北の強豪校が、一般や大学生を抑えて八戸工業大学の3連覇を阻止し優勝した鶴岡東をはじめ、2位の秋田商業・3位の帝京安積は実力とモチベーションの高さを示した。

 一方、地元岩手期待の専大北上高校は、参加していなかったので少し残念であったが、東北選抜では全国大会出場をかけて白熱した戦いになるだろうと予想される。

 女子団体戦は、東北高校選抜大会初優勝を目指す大野高校が、決勝では東北学院大を下し2連覇を果たし順調な仕上がりを見せた。

 ただ少し残念だったのは、参加チーム数が地元岩手の高校は8校と少なく合計で30チームであった。しかし、その分1回戦を勝ち抜くにも大変なレベルの高さであった。

 中学2年以下の団体戦は、男子は仙台ジュニアが2連覇し、岩手期待の花北中は準決勝でASJ(青森)に敗退したが3位と健闘した。

 女子は、弘前卓球センターが2連覇を果たし、岩手のチームのベスト4進出はならず、他県との差は未だ埋められていないように感じた。

 一般男子個人戦では、久々に地元岩手の伊東伸也(奥州クラブ)が奮闘、セットオールのジュースの激戦を演じ優勝まで後一歩であったが残念ながら後じんを拝した。それでも彼のガッツ溢れるプレーは若い選手たちの見本となるものであり、敗れたといっても準決勝・決勝のその戦いぶりは見ているものに感動を与える素晴らしいものであった。

 一般女子個人戦は、平舩 文(大野高校3年)が準々決勝で実力者の小野千代(東京・卓精会)を素晴らしいプレーで下し、決勝は高橋梓海(大野高校2年)との同士討ちであり、これまでも何回となく県内の決勝を争ってきていたが今回は平舩にも勝機はあると見ていたが、手の内を知っている同士や苦手意識があるのか2位に甘んじたが、大学でも競技を続けるとのことなので、姉達を超える選手にぜひなって欲しいと期待している。

 高橋梓海は年末に体調を崩していたが、東北選抜大会を間近かに控え順調に調整が進んできているようであり、東北初優勝の原動力として是非がんばって欲しいと思っている。

 そのほか県勢男子では、バンビでは佐藤颯太・遼太兄弟(花卓ジュニア)が1・2位を占め、カブでは堀川隼杜(一関クラブ)が3位に入賞した。

 女子では、唯一ホープスで高橋志歩(花卓ジュニア)が2年連続で2位に入賞した。

 エピソードだが、大会前日の夜偶然ホテルのエレベーターで一緒になり、北日本大会参加の人達かと思い「明日はがんばって下さい」と声を掛けた卓球一家が、ホープス男子で優勝した斎藤玲(青森・弘前卓球センター)とカブで8に入った瑶君兄弟の家族であった。これも何かの縁と思い、今後全国で活躍してくれるものとひそかに応援している。

 そのほか男女年代別では、それぞれ3種目において県勢が優勝しているので、入賞者と共にご覧いただきたい。

 大会運営では、今回各チーム団体戦1回目の試合を、勝敗に関係なく5番まで行い大変好評であったので、是非次回は今年以上の参加チームがあるものと期待しているし、こんな素晴らしい大会が県内で開催できているのであり、地元である県内の選手諸君は多数参加してもらいたいと思っている。

 終わりに大会運営に携わっている、花巻市卓球協会の高橋栄喜理事長夫妻をはじめ関係者に心からの敬意を評すると共に、大会のますますの発展を祈念している。

   

   

   

    *以上女子50・60・70の表彰式から(伝達は、多田公孝花巻市卓球協会長)