今日12月3日は、カレンダーの日である。
今年ぐらいカレンダーが必要とされた年は、私の記憶にない。
3.11大震災後、時間や月日はまるで止まってしまったかなと錯覚していたのであり、いざ我に返ってみるといつの間にか時は経過してしまっていたのである。
被災して避難所生活をしていた方々はもちろん、被災地にいる皆さんがそうだったに違いないのである。
少し時が経ち、仮設住宅に入居し生活を立て直そうと思ったとき、カレンダーの存在感が出てくるのである。
この頃、取引先のメーカーや問屋から支援のカレンダーがぞくぞく届いたのである。その数は1,000本以上にもなり、被災してカレンダーの流された方々に店頭で配らせていただいた。来社された皆さんにはたいへん喜んで頂いたところである。
日頃何とも思わない物(カレンダー)が、日常では大切なものだったと気付かされたものである。
師走になり、また来年の復興への第一歩を、新しいカレンダーに願いを込めたいものである。