広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

オフのトケボー

2019-05-28 20:23:10 | 秋田の季節・風景
4月初め。年に1回も通らない、秋田市中央部の歩行者用道路。
道路沿いには、ビルの谷間の空き地があるのだが…
ビルの陰で大通りからは見えない位置
空き地の一角に、バスタブを伏せたような大きい箱が2つ置かれていた。
どこかでお会いしたことがあるような??

秋田県道65号・雄物新橋の新屋側たもとに冬の間設置されていた、「凍結抑制溶液自動散布装置『トケボー』」じゃありませんか!!
こんな所で、こんな時期にお目にかかるとは。


トケボーの周りには、歩道に敷くタイルの予備らしきもの、路盤に埋めるロードヒーティング用の配管らしきものなどもあり、道路関係のアイテムが集まっていることになる。
ここは県有地ではなさそう。県が所有するものだったら、遠くない県庁の敷地内や道路管理関係セクションの車庫に置いておけばいいだろうから、建設会社のものなんだろうか。

雄物新橋のトケボーは1台だけだったが、ここには2台ある。そもそも、このどちらかが雄物新橋に設置されていたのと同一個体とは限らない。
2台はシールや枠も含めてそっくりだが、ソーラーパネルの上の角のようなものの向きが異なっている。気温センサーと降雪センサーか。

今年の雄物新橋の写真と比べると、道路から見て右側のトケボーが、それと同一の向きになっている。

毎年の設置→撤去→保管を一括して、県から委託されているのだろうか。1台は雄物新橋として、もう1台はどこに置かれるのだろうか。
この場所、ビルの谷間ではあるが、日当たりは悪くない。トケボーのタンクはFRPだから、直射日光(紫外線)に長期間さらすと劣化する。雨が打ちつけてソーラーパネルも汚れてしまうだろう。
屋内の倉庫が無理ならば、簡易な屋根とか、シートで覆うとかしてやったほうが、きれいな状態で長持ちしそうですが… あとバッテリーは外してあるんでしょうかね。

5月28日時点でも、道路側の草が茂ったものの、トケボーはそのまま。【追記】その後、11月11日でもそのまま。11月21日には、上の写真のアングルで左側に置かれていたトケボーがなくなり(パイプの台座は残っている)、右側だけになっていた。
2台並んで夏を越し、秋を迎え、再びそれぞれの任地へ赴くのだろうか。

なお、秋田市道・千秋トンネルの「まきえもん」は、常設型なのでそのまま。ボディやバッテリーボックスの上は、土ぼこりや花粉などが降り積もって汚れたり、たまにゴミが放置されたりしてしまっている。

翌シーズンの雄物新橋の状況

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