白線(道路標示)の一部が消えて、まばらになってしまった横断歩道を記事にしていたが、それとは別の話。
秋田市役所の裏手(北)、通称新国道(県道56号)の西の、旧国道と呼ばれる市道。高陽青柳町と山王一丁目の境。
2024年7月。西方向
左のピンク色の建物の位置に、昔はスーパーマーケット「マルダイ」があった。
2024年9月。東方向
いずれも道路の反対側からの撮影で、比較しづらいですが、現在は、
西方向
東方向
9月5日から10月8日の間に、(信号機がない)横断歩道が消えた。
白線が薄れて消えたのではなく、白線を消す工事が行われたもの。横断歩道ありのひし形の白線もなくなった。
白線を削り取ったようだ
この横断歩道の白線は、道路管理者管轄の路側帯の白線と重なって引かれていて(この記事最後の写真参照)、削る時に路側帯もいっしょに削ってしまったので、路側帯が途切れている状態。原状復帰として、引き直すべきでは?
また、電柱に取り付けられた横断歩道の道路標識は、白い紙で隠されている。
横断歩道が1か所、廃止されたことになる。
近隣の横断歩道は、西方向は50メートル、東方向は150メートルほどの地点に、いずれも信号機付きが存在。
というか、交通量と道幅を考慮すれば、車が来ないことを充分確認の上、横断歩道でない箇所で横断しても…といった感じ。地理的に見ても、通学など子どもが横断することはあまりないと思うし(夜の酔っ払いの横断のほうが不安かも)。
南方向。アンテナは国土交通省東北地方整備局 秋田河川国道事務所
それにしても、横断歩道が廃止されるのは、珍しい。
閉校になった学校の前とか、交通事故が発生して危険すぎる横断歩道といった事由で廃止されることはあるみたいだけど、ここはそういうわけではないはず。
理由はバス停だと思う。
5月に記事にしていた(リンク先後半)ように、横断歩道と重なる位置に、将軍野線下り「高陽青柳町」バス停があった。
国土交通省は、横断歩道や交差点と重なる位置にあるバス停を、「危険なバス停」として調査し、3段階にランク付けしていた。横断歩道と重なる市営バス時代からの位置では、もっとも危ない「Aランク」に該当。
2023年6月以降から今年5月の間に、同じ交差点の横断歩道がない側(上の写真の駐車場の看板の所)へ、バス停が移設された。それでも、「バスがバス停留所に停車した際に横断歩道の前後5mの範囲にその車体がかかる」はずなので、Bランクになっただけかと思われた。
そして今回、バス停位置はそのまま、横断歩道を廃止することで、安全を確保した。ということではないだろうか。
ただ、横断歩道がなくなっても、ここが交差点なのは変わらない。「バス停留所に停車した際に交差点の前後5mの範囲にその車体がかかる」ことになり、それではCランクになっただけではないだろうか。
まあ、安全なはずの横断歩道で事故が起きる可能性は、なくなったことにはなる。バス会社が横断歩道を廃止しろとは言えないだろうから、警察の発案なのだろうか。廃止しても大きな影響はないという判断だと思われ、それは同意するけれど、コロンブスの卵的というか、斬新な発想。
そして、泉のように白線の引き直しも充分にできていない横断歩道がある一方、費用をかけてまで白線を消すというのは、ちょっともったいない気がしなくもない。
2024年7月
道路横断、バス降車後の歩行、そして運転時の歩行者保護には気を付けましょう。
秋田市役所の裏手(北)、通称新国道(県道56号)の西の、旧国道と呼ばれる市道。高陽青柳町と山王一丁目の境。

左のピンク色の建物の位置に、昔はスーパーマーケット「マルダイ」があった。

いずれも道路の反対側からの撮影で、比較しづらいですが、現在は、


9月5日から10月8日の間に、(信号機がない)横断歩道が消えた。
白線が薄れて消えたのではなく、白線を消す工事が行われたもの。横断歩道ありのひし形の白線もなくなった。

この横断歩道の白線は、道路管理者管轄の路側帯の白線と重なって引かれていて(この記事最後の写真参照)、削る時に路側帯もいっしょに削ってしまったので、路側帯が途切れている状態。原状復帰として、引き直すべきでは?
また、電柱に取り付けられた横断歩道の道路標識は、白い紙で隠されている。
横断歩道が1か所、廃止されたことになる。
近隣の横断歩道は、西方向は50メートル、東方向は150メートルほどの地点に、いずれも信号機付きが存在。
というか、交通量と道幅を考慮すれば、車が来ないことを充分確認の上、横断歩道でない箇所で横断しても…といった感じ。地理的に見ても、通学など子どもが横断することはあまりないと思うし(夜の酔っ払いの横断のほうが不安かも)。

それにしても、横断歩道が廃止されるのは、珍しい。
閉校になった学校の前とか、交通事故が発生して危険すぎる横断歩道といった事由で廃止されることはあるみたいだけど、ここはそういうわけではないはず。
理由はバス停だと思う。
5月に記事にしていた(リンク先後半)ように、横断歩道と重なる位置に、将軍野線下り「高陽青柳町」バス停があった。
国土交通省は、横断歩道や交差点と重なる位置にあるバス停を、「危険なバス停」として調査し、3段階にランク付けしていた。横断歩道と重なる市営バス時代からの位置では、もっとも危ない「Aランク」に該当。
2023年6月以降から今年5月の間に、同じ交差点の横断歩道がない側(上の写真の駐車場の看板の所)へ、バス停が移設された。それでも、「バスがバス停留所に停車した際に横断歩道の前後5mの範囲にその車体がかかる」はずなので、Bランクになっただけかと思われた。
そして今回、バス停位置はそのまま、横断歩道を廃止することで、安全を確保した。ということではないだろうか。
ただ、横断歩道がなくなっても、ここが交差点なのは変わらない。「バス停留所に停車した際に交差点の前後5mの範囲にその車体がかかる」ことになり、それではCランクになっただけではないだろうか。
まあ、安全なはずの横断歩道で事故が起きる可能性は、なくなったことにはなる。バス会社が横断歩道を廃止しろとは言えないだろうから、警察の発案なのだろうか。廃止しても大きな影響はないという判断だと思われ、それは同意するけれど、コロンブスの卵的というか、斬新な発想。
そして、泉のように白線の引き直しも充分にできていない横断歩道がある一方、費用をかけてまで白線を消すというのは、ちょっともったいない気がしなくもない。

道路横断、バス降車後の歩行、そして運転時の歩行者保護には気を付けましょう。
だいぶ飲み屋は潰れたしラブホもなくなりましたが市役所裏の好立地で21ビルなども近い。
酔っ払いが歩いていて大丈夫なんでしょうかと。
バス停よりこちらが危険(そもそもこの危険なバス停ってそんなに拘る話なのかとも)です。
話は変わりますがここのラーメンさくらちゃんがどうやらあまり良くない潰れ方をしたようです。
いきなり張り紙が出て連絡先は不動産屋になってました。
横断歩道と無関係でも危険なバス停も多くあるでしょうし、高陽青柳町の場合、バス停自体をもっと遠くへ移動させるということも難しくはないような気はしますけれど。
今は知りませんが、昔は夜はタクシーや代行が客待ちしていたので、その陰から飛び出すなど、危ないといえば危ないでしょう。横断歩道があっても、横断歩道でないところで渡る酔っ払いはいました。
山昭ビルという名だそうですが、向かって左の、今美容室の部分が、2017年頃までローソン。
右のラーメン屋だったところは、ローソン時代から飲食店だったのですね。けっこう入れ替わっていて、ラーメン屋は2022年辺りからだったようで。