広く浅く

秋田市を中心に青森県津軽・動植物・旅行記などをご紹介します。

雪道さまざま2020

2021-01-14 00:00:00 | 秋田の季節・風景
【実際には13日22時59分初回アップですが、1日に複数本の記事をアップすると分かりづらいため14日0時00分付とします。】
大雪が落ち着いて、暖かくなった秋田市。12日は3.3度、13日は5.9度まで上がり、晴れたり、少々雨が降ったりした。
道路は最悪の状態になるかと予想したが、実際にはおそれたほどではなかった。生活道路はシャーベット状のところもあるが、幹線道路は支障がないレベル。
現状では直ちにどうしろと文句を言うほどではないと思う。前回述べたバス運行状況の提供や、県道の除雪など、今後のために後で検討すべきことはあるけれど。
2006年と比べるととてもスムーズに雪が少なくなりつつあると感じる。それだけ2006年のほうがひどかったらしく、男鹿線や五能線が4日間運休したり、秋田市では、スーパーに商品が納品されなかったり、ごみ収集ができなくなったりしたそうだ。すっかり忘れていた。

前回に続き、12・13日の秋田市中央地区の状況。
前回危惧した、県道233号の菊谷小路。
12日

(再掲)未除雪の11日
路面の雪が寄せられ、路肩の雪山も削られた。13日には、路面が露出しはじめ、雪山も少し小さくなった。
この調子なら、融けてもさほど路面状態は悪化しないと思う。バス運行も継続できそう。

13日付 秋田魁新報 秋田市地域面が、県道の除雪状況を報道した。
今回の大雪による除雪を、12日までに「対象としている車道計282キロを3巡した」とのこと。菊谷小路は最後の最後に1巡だけだったのでしょうかね…
「昨年12月1日から1月12日までに34件の苦情や要望が寄せられた。」秋田市のコールセンターへの件数と比べるまでもない少なさ。(秋田市などから取り次がれたものはカウントしているのだろうか?)
34件の少なさは県の除雪がしっかりしているからではなく、「秋田県では秋田市のような手厚い受付態勢がない」「しかも秋田県が受付窓口の周知をほぼしていない」「そのため、県道への苦情も秋田市のコールセンターへ行ってしまう」「そもそも県道と市道を区別できない住民が多い」といったことが理由だろう。


以下、しばらく秋田市道の状況。
2013年の大雪では、めちゃくちゃな凸凹だった、大町通り・赤れんが館通り。
12日。大町五丁目
歩道がない路肩に雪山ができてしまっているが、車両通行には問題ない路面。中型バスとごみ収集車がすれ違い可能。
その1本東、川反通り。
13日。左の空き地が旧大町交番
たいして車が通らないし、通学路でもない(住人は極めて少ないだろうし、学区の端)のに、とてもきれいに除雪されていた。

旭川を渡って、少し南。池永小路。
13日。土手長町通り・四丁目橋側から。奥が中通・市民市場方向
わだちによって路面が出ている。川反の除雪をこちらへ少し振り分けても良かったのでは。

また対岸・北へ戻って、大町二丁目側の大町通り。秋田ニューシティ跡地前。
路肩に雪山が!
2017年もこの状態でしばらく放置されて、バス通りなのに実質1.5車線対面通行になってしまっていた。シーズン後に、道路管理者の秋田市へ指摘したところ、連携がうまくいかず云々の説明があったのだけど、まただ。
4年前同様、ニューシティ跡地の敷地内には雪が行かないように配慮して積み上げているから、“確信犯”【14日補足・というか、これで差し支えないと判断して意図的にやっている】だろう。
通町方向へ北進する車も困るが、こちら側を歩きたい歩行者のことは何も考えていない。ここを歩きたがる歩行者など、よほどの物好きだから問題ないけど。
自動販売機へはたどり着けない?
【14日追記】寄せた雪によって自販機が使いづらい状態になっているのは、行政による民間に対する“営業妨害”とも考えられる。
バス停部分は道ができていて、日銀の敷地へ抜けられる。

大型バスと軽自動車はかろうじて交差
川反の除雪をこちらへ(以下同文)。

ニューシティ跡地の大町通り側は、イベント広場という名目で、普段は空き地(いつまでこのままなの?)。
現在は、出入口周辺の一部だけが路面が出るまで除雪され、車が何台か停まっている。辻兵関連の従業員か何かの臨時駐車場にでもなっているのだろうか。
結局使っていないスペースもあるのだから、道路の雪をそこへ置いていいですよ、と辻さんに心の広いところを見せてもらえたらな…

通町を越えて、保戸野中町通り。
13日。ざらざらざふざふ
これは今後が心配。幼稚園の前で、保戸野小、附属学校とも近く、車もそこそこ通るのに。
ところで、この通りは古くからのお屋敷町。辻さんもお住まい。
除雪に関してホントかウソか「議員や役所幹部の家の前の道路は、除雪が優先的または丁寧に行われる」という雪国あるある話がある。秋田経済界を代表する人物の家の前にも、同様の“忖度”があっても良さそうなもの。でも、この状況を見れば、少なくとも秋田市と辻さんの間には、それはないようだ。
この付近は、13日夜になって除雪作業が行われている模様。


最後はまた南下して、再び県道へ。28号「南有楽町通り」。
12日。奥の橋は下新橋
車道は雪なし、歩道との境に雪山。歩道もロードヒーティング(融雪装置)で歩きやすいのだが、100メートルほど融雪が機能していない。
おそらく先に歩いた人たちが踏み固めてくれたであろう、少々不安定な道ができていた。
冒頭の魁の記事では、県道の秋田市内の「歩道102キロ」は「13日早朝までに1巡する見込み」とのこと。
ここは融雪があるから、そもそも102キロに含まれないのかもしれないが、この状況は把握しているのだろうか。直ちにはやらなくてもなんとかなっているけれど、いずれはやってもらったほうが。

そのほか、横断歩道の車道と歩道の境目だけ、同じような所もある。近隣の人達が寄せてくれることも多いが、できない場所もある。前も指摘したけれど、県外で事例があるように、スコップを設置して、通行人が信号待ちの間に寄せられる態勢を作ってほしい。その程度の自助・共助ならば、喜んでやりますよ。

【14日追記】翌14日の泉地区は、道路状況が悪い道が多かった。ぐしゃぐしゃだったり、寄せただけで雪山が点在したり。
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コメント (8)
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