秋田市内のセブン-イレブン新店舗の話。
2018年11月30日にオープンした「秋田保戸野原の町店」の建物ができるかできないかの頃、秋田駅西口周辺にもセブン-イレブンができるという話を耳にした。かつてイトーヨーカドー秋田店が入っていたビル「フォンテAKITA」の中。
たしかにフォンテの1階屋内では、既存テナント(ファッション関係)の移動や工事はされていた。セブンの公式サイトでは、従業員募集もされていたのだが、先に原の町店がオープンした格好。
ついに2月21日に「フォンテ秋田店」がオープンする。
大屋根下でチラシを配っていた
開店チラシやセールの内容は、原の町店のとおおむね同じ。チラシの引き換え券でもらえる記念品は、原の町はカップラーメンだったのが、食器用洗剤。
フォンテにセブン-イレブンができると聞いて、いくつかの疑問が生じた。
雑居ビルのテナントとして、外から直接出入りできるコンビニはそれなりにある。
でもフォンテの場合、既存出入り口は全テナント共通のものなので、コンビニ単独の出入り口にするのは難しい。東口のアルヴェのように部分的に24時間開放するのも、構造上もしくは警備上難しいかも。
だから、壁に穴を開けて直接出入りできる口を新たに設けるか、24時間営業でない店になるかのどちらかと予想。
店の場所は、建物の西辺。買物広場バス停(ほぼ降車専用兼バス待機場)に面する壁側。
中央通りに面した南辺は、ビル全体の搬入口なので、そこを改装するには大がかりになる。だから、バス停面に出入り口を作るかと思ったけど、その気配もない。じゃあ24時間でない?
チラシには、
「24時間営業・年中無休」
深夜早朝はどこから出入りするんだと思ったら、いつの間にか工事がされていた。
フォンテの西辺の北寄りに、小さい出入り口がある。秋田蕗植栽の向かい、地下駐輪場出入り口、バス停から下りてくる階段のところ。
(再掲)分かりにくいですが以前の同じ場所
工事前に反対側から
工事後
出入り口周辺の壁面が、セブン-イレブン仕様のレンガ風にされた。
そして、ザ・ガーデン自由が丘西武の看板はそのままに、向かって右側にセブン-イレブンの自動ドアが新設された!(空調か冷蔵関係らしき室外機も設置された)
【18日補足】実は、もっと南側の壁に穴が開くのではと予想して、そこの工事前の姿は写真に撮っていたのだけど、ここはノーマークだった。こんな形になるとは…
【27日追記】その後開店時には、上の写真でレンガ部分上の茶色の帯状になっている部分に、セブン-イレブン標準の3色帯が設置され、夜は光る。
写真も見当たらずうろ覚えだけど、新旧ドアがある枠全体(柱と柱の間)の幅は工事前と同じようだ。自動ドアができた部分は、以前は窓があったんだっけ???【18日訂正・ネット上に以前の写真を発見】以前はショーウインドウだった。壁よりは少し引っこみ、既存の手押しドアよりは少し出っ張り、L字型の2面構造。セブンができる場所にあった店のカバン類が飾られていた。
ともかく、直接店内に出入りできる構造になったので、24時間営業できる。雰囲気としては、弘前駅ビル・アプリーズのサンクス→ファミマみたいな構造か。
店内側は、全体が透明か半透明の壁で囲われている。
コンビニといえば、トイレとATM。
アルヴェのファミマでは、いちおう店内にトイレはあるが、ビル共用のトイレもあるので、あまり使ってなさそう。狭そうだし、使う時は申し出ろと書いてある。
フォンテでは、ヨーカドー時代から1階に客が使えるトイレはなかった。でも、セブンができる場所付近は、他のフロアではトイレ。配管工事をやろうと思えばできそう。どうなるか。
【3月10日追記】店内にトイレがあった。レジの脇、バックヤードにつながりそうな目立たない位置。フォンテ全体としては、他フロアでトイレがある階段付近とは反対側の搬入口寄り。
セブン銀行ATMは設置される。
フォンテの地下には、秋田で最初のセブン銀行ATMがあるが、稼働時間は限られるから、店内にも重ねて設置するのだろう。
【2020年4月1日追記】その後、2020年3月いっぱいで地下のセブン銀行ATMが廃止されてしまった。1階のセブンイレブン内のを使うようにとの案内(西武地階は存続)。ザ・ガーデンでnanacoで支払う人は、このATMで残高照会・チャージをする人が少なくなく、便利で稼働率も高いと思われた端末であったのに、意外。さすがに同じビルに2か所は多く、24時間稼働のほうを残すことにしたのか。
なお、ザ・ガーデンが2021年初めに撤退し、後継に地元スーパーナイスが入ることが決まったが、ナイスでもいちおうnanacoは使える。(以上追記)
重ねてといえば、ここにセブンができるとなると、地階のザ・ガーデン自由が丘西武秋田店と、セブン系列で競合してしまう。
イトーヨーカドー弘前店の前にセブン-イレブンができた時も、そういうことを感じたが、ここは同じビル内。
少なくともセブンプレミアムの商品は価格も同じだし、多少はガーデンの売り上げに影響が出ないのかしら。強いて言えば、nanacoポイントが税“込み”100円ごと付与、期限が近いものは見切り品になる点では、ガーデンが有利。
場所柄、駐車場はおろか車で乗りつけて買い物するのも困難だから、徒歩客特化のコンビニになるだろう。
実は西側の出入り口は、小さい上に段差や物陰の影響で、目立たない【18日補足・どちらかといえば裏口的というか知る人ぞ知る出入り口】。特に秋田駅側から来た人は、気づかずに通り過ぎるかもしれない。開店後は看板が設置されるだろうけど。
それに、2017年8月にできた仲小路のセブンまで300メートル、大屋根の反対側にはnew金座街ビルのファミマもある。秋田にしては歩行者が多い場所だけど、こんなにコンビニが必要だろうか。
ところで、最近のセブン-イレブンの開店チラシでは「私たちのお店です。是非お越しください!」と経営者の顔写真が載る。これまで見た秋田市内の店舗は、いずれもご夫婦らしき男女。
フォンテ店も同様なのだが、その名札の文字が判読できた。
「セブン-イレブン 秋田手形西谷地店」とある
手形西谷地店は、駅の北東側・手形陸橋の通り、パチンコ屋の敷地内(駐車場)にある店。
そのすぐ近くでは、区画整理事業が施行中で、今は建物がなんにもない状態になっている。パチンコ屋・セブンは対象外で残りそうに見えるし、現段階では、閉店するといった情報は見当たらない。
ということで、秋田手形西谷地店のオーナーが、フォンテ店もかけ持ちするということなのでしょう。性格が違う2店舗、うまくやってください。
2018年11月30日にオープンした「秋田保戸野原の町店」の建物ができるかできないかの頃、秋田駅西口周辺にもセブン-イレブンができるという話を耳にした。かつてイトーヨーカドー秋田店が入っていたビル「フォンテAKITA」の中。
たしかにフォンテの1階屋内では、既存テナント(ファッション関係)の移動や工事はされていた。セブンの公式サイトでは、従業員募集もされていたのだが、先に原の町店がオープンした格好。
ついに2月21日に「フォンテ秋田店」がオープンする。
大屋根下でチラシを配っていた
開店チラシやセールの内容は、原の町店のとおおむね同じ。チラシの引き換え券でもらえる記念品は、原の町はカップラーメンだったのが、食器用洗剤。
フォンテにセブン-イレブンができると聞いて、いくつかの疑問が生じた。
雑居ビルのテナントとして、外から直接出入りできるコンビニはそれなりにある。
でもフォンテの場合、既存出入り口は全テナント共通のものなので、コンビニ単独の出入り口にするのは難しい。東口のアルヴェのように部分的に24時間開放するのも、構造上もしくは警備上難しいかも。
だから、壁に穴を開けて直接出入りできる口を新たに設けるか、24時間営業でない店になるかのどちらかと予想。
店の場所は、建物の西辺。買物広場バス停(ほぼ降車専用兼バス待機場)に面する壁側。
中央通りに面した南辺は、ビル全体の搬入口なので、そこを改装するには大がかりになる。だから、バス停面に出入り口を作るかと思ったけど、その気配もない。じゃあ24時間でない?
チラシには、
「24時間営業・年中無休」
深夜早朝はどこから出入りするんだと思ったら、いつの間にか工事がされていた。
フォンテの西辺の北寄りに、小さい出入り口がある。秋田蕗植栽の向かい、地下駐輪場出入り口、バス停から下りてくる階段のところ。
(再掲)分かりにくいですが以前の同じ場所
工事前に反対側から
工事後
出入り口周辺の壁面が、セブン-イレブン仕様のレンガ風にされた。
そして、ザ・ガーデン自由が丘西武の看板はそのままに、向かって右側にセブン-イレブンの自動ドアが新設された!(空調か冷蔵関係らしき室外機も設置された)
【18日補足】実は、もっと南側の壁に穴が開くのではと予想して、そこの工事前の姿は写真に撮っていたのだけど、ここはノーマークだった。こんな形になるとは…
【27日追記】その後開店時には、上の写真でレンガ部分上の茶色の帯状になっている部分に、セブン-イレブン標準の3色帯が設置され、夜は光る。
写真も見当たらずうろ覚えだけど、新旧ドアがある枠全体(柱と柱の間)の幅は工事前と同じようだ。自動ドアができた部分は、
ともかく、直接店内に出入りできる構造になったので、24時間営業できる。雰囲気としては、弘前駅ビル・アプリーズのサンクス→ファミマみたいな構造か。
店内側は、全体が透明か半透明の壁で囲われている。
コンビニといえば、トイレとATM。
アルヴェのファミマでは、いちおう店内にトイレはあるが、ビル共用のトイレもあるので、あまり使ってなさそう。狭そうだし、使う時は申し出ろと書いてある。
フォンテでは、ヨーカドー時代から1階に客が使えるトイレはなかった。でも、セブンができる場所付近は、他のフロアではトイレ。配管工事をやろうと思えばできそう。どうなるか。
【3月10日追記】店内にトイレがあった。レジの脇、バックヤードにつながりそうな目立たない位置。フォンテ全体としては、他フロアでトイレがある階段付近とは反対側の搬入口寄り。
セブン銀行ATMは設置される。
フォンテの地下には、秋田で最初のセブン銀行ATMがあるが、稼働時間は限られるから、店内にも重ねて設置するのだろう。
【2020年4月1日追記】その後、2020年3月いっぱいで地下のセブン銀行ATMが廃止されてしまった。1階のセブンイレブン内のを使うようにとの案内(西武地階は存続)。ザ・ガーデンでnanacoで支払う人は、このATMで残高照会・チャージをする人が少なくなく、便利で稼働率も高いと思われた端末であったのに、意外。さすがに同じビルに2か所は多く、24時間稼働のほうを残すことにしたのか。
なお、ザ・ガーデンが2021年初めに撤退し、後継に地元スーパーナイスが入ることが決まったが、ナイスでもいちおうnanacoは使える。(以上追記)
重ねてといえば、ここにセブンができるとなると、地階のザ・ガーデン自由が丘西武秋田店と、セブン系列で競合してしまう。
イトーヨーカドー弘前店の前にセブン-イレブンができた時も、そういうことを感じたが、ここは同じビル内。
少なくともセブンプレミアムの商品は価格も同じだし、多少はガーデンの売り上げに影響が出ないのかしら。強いて言えば、nanacoポイントが税“込み”100円ごと付与、期限が近いものは見切り品になる点では、ガーデンが有利。
場所柄、駐車場はおろか車で乗りつけて買い物するのも困難だから、徒歩客特化のコンビニになるだろう。
実は西側の出入り口は、小さい上に段差や物陰の影響で、目立たない【18日補足・どちらかといえば裏口的というか知る人ぞ知る出入り口】。特に秋田駅側から来た人は、気づかずに通り過ぎるかもしれない。開店後は看板が設置されるだろうけど。
それに、2017年8月にできた仲小路のセブンまで300メートル、大屋根の反対側にはnew金座街ビルのファミマもある。秋田にしては歩行者が多い場所だけど、こんなにコンビニが必要だろうか。
ところで、最近のセブン-イレブンの開店チラシでは「私たちのお店です。是非お越しください!」と経営者の顔写真が載る。これまで見た秋田市内の店舗は、いずれもご夫婦らしき男女。
フォンテ店も同様なのだが、その名札の文字が判読できた。
「セブン-イレブン 秋田手形西谷地店」とある
手形西谷地店は、駅の北東側・手形陸橋の通り、パチンコ屋の敷地内(駐車場)にある店。
そのすぐ近くでは、区画整理事業が施行中で、今は建物がなんにもない状態になっている。パチンコ屋・セブンは対象外で残りそうに見えるし、現段階では、閉店するといった情報は見当たらない。
ということで、秋田手形西谷地店のオーナーが、フォンテ店もかけ持ちするということなのでしょう。性格が違う2店舗、うまくやってください。