2月中、秋田県内のJR東日本の駅できっぷ類を購入する人には、ちょっとお得な情報。
広く告知されていないが、秋田駅の指定席券売機の横に掲示が出ていた。
「指定席券売機でオトクにお買い物!」
秋田県内の指定席券売機で3000円以上のきっぷを購入して、領収書を発行し、それを秋田県内の駅のコンビニNEWDAYSまたはキオスクへ持って行くと、5%引きで買い物できるという内容。割り引きは1会計限りで買い物額5000円まで。領収書にスタンプ押印。他の割引との併用不可。
※指定席券売機とは、近距離きっぷ券売機とは別の券売機。指定席以外の乗車券なども購入でき、現金とクレジットカードで決済できる。設置箇所等は後述。
2月1日から28日の営業時間内がキャンペーン期間とある。その期間内なら、領収書発行日と買い物日は違ってもいいのだろうか?
あと、3000円以上なら、回数券や定期券、青春18きっぷとか秋田県外や他社エリアのきっぷを買ってもいいんでしょうね。
※上記の真偽は未確認です。利用する際は、各自、駅社員等に確認してください。
NEWDAYSでは、メールマガジンに水曜日5%引きクーポンを付けたり、大人の休日倶楽部パスを提示しても割り引きになったりする。指定席券売機では、ネットでエントリーしてえきねっとで申しこんだ指定券を受け取れば抽選で…というキャンペーンはよくやっている。
でも、これは珍しい形態のキャンペーン。
券売機では、最後の印刷中に「発券しています。領収書が必要な時は『領収書』ボタンを押してください」といちおうしゃべるけど、慣れてないと領収書を発行するのを忘れそう。
秋田県内では、駅弁も製造元の自社店舗でなくNEWDAYSで発売しているところが多い(秋田駅や大館駅)。秋田駅では、水曜のメルマガクーポンで駅弁も割り引いてくれたから、このキャンペーンでも駅弁が割り引かれるはず。品揃えは限られるが土産品も対象だろう。旅行&駅弁またはお土産など購入予定の方は、覚えておくといいかも。
この掲示について。
ご丁寧に指定席販売機設置駅と割引対象店舗の一覧を示してくれている。
掲示の一部
土崎など券売機はあるが店のない駅、湯沢や東能代のような券売機はないが店はある駅もあるが、それらもキャンペーン対象。だから、例えば秋田駅の領収書を大館駅のNEWDAYSへ持って行っても、割り引きしてくれるのでしょう。
なお、券売機のある弘前駅は出ていないので、「秋田支社管内」ではなく、あくまでも「秋田県内」で展開するキャンペーンのようだ。
しかもこの掲示では、店舗の営業時間(昼休みのある店はそれも)も掲載。ホームページでも分かるけど、こういう一覧ではないので貴重な資料。
さらにマニアックなのは、指定席券売機の設置駅だけでなく、きっぷ券面への印字も併記されていること。駅名の後のカッコ内なのだけど、説明が詳しくないから、知らない人は意味不明かも。
(再掲)「秋田駅VF-3発行」
きっぷや領収書の下に「〇〇駅XX発行」と印字されるが、その「XX」の部分のこと。ここを見れば、その駅でも、窓口や券売機の中のどの端末で発券したのかが判別できる。
一般客は意識しないが、きっぷ収集家や発券端末調査の愛好家は、そこに興味を持つ人もいる。
たしかに、窓口発券分との区別ができなくて、客やNEWDAYSの店員が戸惑うことがないよう、明らかにしたのは当然ともいえるが、JR側がまとめて公表するというのは前例がないかも。
具体的に見ると、秋田駅はVF1~3とC1。4台並ぶ左から順番通り。右のC1はクレジットカード専用で、少し古い(2012年末設置)機種。
大曲駅は2台あって、VF1とFC1(クレジット専用?)。あとの12駅は1台ずつで、秋田新幹線の田沢湖駅と角館駅がVF1、新幹線が通らない残りの駅はD1。
アルファベットが同じなら、機種は同じはず。機種といっても、投入口やテンキーのような細かな作りとか、動かしているWindowsのバージョンが違うといった違いで、客としては大差ない。
アルファベットは、昔は機種名の一部の「MV」が多く、今も「V」を使うのが全国的に多いみたいだけど、「C」とか「D」の意味は分からない。単に順番に振っているのかな。
改めて見れば、横手にあって湯沢になく、象潟にあって羽後本荘にないのが不思議。
ところで、羽後牛島の窓口で買うと、
「羽後牛島駅E1発行」
秋田駅の窓口はA1~3のはず。「B」ってのはあるのだろうか。
ついでに、いつかアップしようとしてしそびれていたこと。
上の再掲の3年前の秋田→藤崎の乗車券と、下の昨年末の羽後牛島→弘前の乗車券で、違いにお気づきだろうか。文字の太さは機種の違いなので除く。
「日付」に関する表示、有効期間と発行日の表記方法が違う。2017年4月1日発行分から変わっている【下の3月14日付追記参照】。
中央の有効期間は「〇月〇日から×日間有効」だったのが「〇月〇日から〇月×日まで有効」に。
当日限り有効のものは「〇月〇日から1日間有効」から「〇月〇日当日限り有効」になっている。
左下の発行日は和暦(平成)だったのが西暦に。【8日追記】桁数が増えた分、数字が全角から半角に変わった。
【3月14日訂正】2017年4月から変わったのは有効期間の表示方法。西暦表示は、JR各社や発券端末(近距離とそれ以外等)ごとに変更のタイミングが違ったようです。
有効期間の表記変更は、分かりやすさ重視だろう。
「1日間有効」を「当日終電まで有効」でなく「発行または入場から24時間(翌日も)有効」ととらえられたり、「n日間有効」を利用開始日を含むかどうかで迷ったり、数え間違えたり、そういう面倒がなくなる。
発行日の西暦は、以前から検討されていたのかもしれない。2016年から取りざたされた、2019年の改元を控えて、踏み切ったか。一般での西暦の浸透、コンピューターでの扱い、外国人への対応を考えると、妥当だろう。なお、JRのきっぷは英語併記の発券もできるが、その場合も2017年以前は和暦表示だった。
平成初期の頃は、改元初日の「-1.-1.-8」のほか、ゾロ目とか順番に並ぶ日付のきっぷを買い求める人が少なくなく、ニュースにもなった。2000年の「12.12.12」まで続いたか。【22日追記】その後、2010年の「22.-2.22」もそうだったが、10年ぶりということもあってさほど盛り上がらなかったのではないかな。
郵便局の消印でも同じことが行われたが、当時から機械押印では西暦が目立つスタンプで、手押しスタンプでないと和暦がはっきり分からなかった。
今年の平成31年4月30日、新元号元年5月1日、11月11日にも狙っている人がいるかもしれないけど、JRのきっぷではもうできません(無意味になる)のでご承知おきを。
広く告知されていないが、秋田駅の指定席券売機の横に掲示が出ていた。
「指定席券売機でオトクにお買い物!」
秋田県内の指定席券売機で3000円以上のきっぷを購入して、領収書を発行し、それを秋田県内の駅のコンビニNEWDAYSまたはキオスクへ持って行くと、5%引きで買い物できるという内容。割り引きは1会計限りで買い物額5000円まで。領収書にスタンプ押印。他の割引との併用不可。
※指定席券売機とは、近距離きっぷ券売機とは別の券売機。指定席以外の乗車券なども購入でき、現金とクレジットカードで決済できる。設置箇所等は後述。
2月1日から28日の営業時間内がキャンペーン期間とある。その期間内なら、領収書発行日と買い物日は違ってもいいのだろうか?
あと、3000円以上なら、回数券や定期券、青春18きっぷとか秋田県外や他社エリアのきっぷを買ってもいいんでしょうね。
※上記の真偽は未確認です。利用する際は、各自、駅社員等に確認してください。
NEWDAYSでは、メールマガジンに水曜日5%引きクーポンを付けたり、大人の休日倶楽部パスを提示しても割り引きになったりする。指定席券売機では、ネットでエントリーしてえきねっとで申しこんだ指定券を受け取れば抽選で…というキャンペーンはよくやっている。
でも、これは珍しい形態のキャンペーン。
券売機では、最後の印刷中に「発券しています。領収書が必要な時は『領収書』ボタンを押してください」といちおうしゃべるけど、慣れてないと領収書を発行するのを忘れそう。
秋田県内では、駅弁も製造元の自社店舗でなくNEWDAYSで発売しているところが多い(秋田駅や大館駅)。秋田駅では、水曜のメルマガクーポンで駅弁も割り引いてくれたから、このキャンペーンでも駅弁が割り引かれるはず。品揃えは限られるが土産品も対象だろう。旅行&駅弁またはお土産など購入予定の方は、覚えておくといいかも。
この掲示について。
ご丁寧に指定席販売機設置駅と割引対象店舗の一覧を示してくれている。
掲示の一部
土崎など券売機はあるが店のない駅、湯沢や東能代のような券売機はないが店はある駅もあるが、それらもキャンペーン対象。だから、例えば秋田駅の領収書を大館駅のNEWDAYSへ持って行っても、割り引きしてくれるのでしょう。
なお、券売機のある弘前駅は出ていないので、「秋田支社管内」ではなく、あくまでも「秋田県内」で展開するキャンペーンのようだ。
しかもこの掲示では、店舗の営業時間(昼休みのある店はそれも)も掲載。ホームページでも分かるけど、こういう一覧ではないので貴重な資料。
さらにマニアックなのは、指定席券売機の設置駅だけでなく、きっぷ券面への印字も併記されていること。駅名の後のカッコ内なのだけど、説明が詳しくないから、知らない人は意味不明かも。
(再掲)「秋田駅VF-3発行」
きっぷや領収書の下に「〇〇駅XX発行」と印字されるが、その「XX」の部分のこと。ここを見れば、その駅でも、窓口や券売機の中のどの端末で発券したのかが判別できる。
一般客は意識しないが、きっぷ収集家や発券端末調査の愛好家は、そこに興味を持つ人もいる。
たしかに、窓口発券分との区別ができなくて、客やNEWDAYSの店員が戸惑うことがないよう、明らかにしたのは当然ともいえるが、JR側がまとめて公表するというのは前例がないかも。
具体的に見ると、秋田駅はVF1~3とC1。4台並ぶ左から順番通り。右のC1はクレジットカード専用で、少し古い(2012年末設置)機種。
大曲駅は2台あって、VF1とFC1(クレジット専用?)。あとの12駅は1台ずつで、秋田新幹線の田沢湖駅と角館駅がVF1、新幹線が通らない残りの駅はD1。
アルファベットが同じなら、機種は同じはず。機種といっても、投入口やテンキーのような細かな作りとか、動かしているWindowsのバージョンが違うといった違いで、客としては大差ない。
アルファベットは、昔は機種名の一部の「MV」が多く、今も「V」を使うのが全国的に多いみたいだけど、「C」とか「D」の意味は分からない。単に順番に振っているのかな。
改めて見れば、横手にあって湯沢になく、象潟にあって羽後本荘にないのが不思議。
ところで、羽後牛島の窓口で買うと、
「羽後牛島駅E1発行」
秋田駅の窓口はA1~3のはず。「B」ってのはあるのだろうか。
ついでに、いつかアップしようとしてしそびれていたこと。
上の再掲の3年前の秋田→藤崎の乗車券と、下の昨年末の羽後牛島→弘前の乗車券で、違いにお気づきだろうか。文字の太さは機種の違いなので除く。
「日付」に関する表示、有効期間と発行日の表記方法が違う。2017年4月1日発行分から変わっている【下の3月14日付追記参照】。
中央の有効期間は「〇月〇日から×日間有効」だったのが「〇月〇日から〇月×日まで有効」に。
当日限り有効のものは「〇月〇日から1日間有効」から「〇月〇日当日限り有効」になっている。
左下の発行日は和暦(平成)だったのが西暦に。【8日追記】桁数が増えた分、数字が全角から半角に変わった。
【3月14日訂正】2017年4月から変わったのは有効期間の表示方法。西暦表示は、JR各社や発券端末(近距離とそれ以外等)ごとに変更のタイミングが違ったようです。
有効期間の表記変更は、分かりやすさ重視だろう。
「1日間有効」を「当日終電まで有効」でなく「発行または入場から24時間(翌日も)有効」ととらえられたり、「n日間有効」を利用開始日を含むかどうかで迷ったり、数え間違えたり、そういう面倒がなくなる。
発行日の西暦は、以前から検討されていたのかもしれない。2016年から取りざたされた、2019年の改元を控えて、踏み切ったか。一般での西暦の浸透、コンピューターでの扱い、外国人への対応を考えると、妥当だろう。なお、JRのきっぷは英語併記の発券もできるが、その場合も2017年以前は和暦表示だった。
平成初期の頃は、改元初日の「-1.-1.-8」のほか、ゾロ目とか順番に並ぶ日付のきっぷを買い求める人が少なくなく、ニュースにもなった。2000年の「12.12.12」まで続いたか。【22日追記】その後、2010年の「22.-2.22」もそうだったが、10年ぶりということもあってさほど盛り上がらなかったのではないかな。
郵便局の消印でも同じことが行われたが、当時から機械押印では西暦が目立つスタンプで、手押しスタンプでないと和暦がはっきり分からなかった。
今年の平成31年4月30日、新元号元年5月1日、11月11日にも狙っている人がいるかもしれないけど、JRのきっぷではもうできません(無意味になる)のでご承知おきを。