この記事後半に続き、1月26日の由利本荘市(旧・本荘エリア)子吉川(こよしがわ)周辺の風景。
左岸上流側から由利橋(通称「ゆりきょう」、正式には「ゆりはし」)
由利橋の歩道
昨年の記事でも取り上げたように、由利橋の歩道の車道寄りに、主塔と橋桁を結ぶワイヤー【16日訂正】ケーブルが接続されている。
そのうち、左岸・市街地側のいちばん外側のワイヤーケーブルがつながるところに、大量の土のうが積み上げられていた。
上流側・下流側とも
対岸の右岸・石脇側では、
土のうなし
何ための土のうなんだろう?
【16日追記】寒冷地の市街地の斜張橋では、ケーブルを雨水や雪が融けた水が伝わって路面にしたたり落ちたり、それが凍結してつららになることは問題になり得る。その対策かなとも思ったけど、それだったら全部のケーブルにやるべきだし、地際ではあんまり意味がない。やっぱり分からん。
以上、由利橋は市道なので由利本荘市の管轄。
子吉川の川自体は、一級河川の本流なので国土交通省直轄。東北地方整備局>秋田河川国道事務所>子吉川出張所が担当。なお、秋田市の雄物川下流部分は、同事務所 茨島出張所担当。
左岸・ポンパル付近の「こよしがわ」の河川名看板
河川名看板には、本来は設置方法が定められていたようだが、ケースバイケースでいろいろある。※この記事後半など。
「こよしがわ」は、見かけは、雄物川の秋田大橋左岸・新屋側に設置されているのとそっくり。書体はナールで、側面に標語が書かれているのも同じ。※標語についてはこの記事。
ただ、英語表記が「Omono Riv.」「Koyoshigawa」とそろっていない。
そもそも設置位置が、本来の原則と違う川の流れに対して直角向き。弘前の岩木川の岩木橋と同じような形。ただ、ここの場合、橋(由利橋)からは離れており、川と並行する道路を通る人に見せるための看板ということになるので、この向きのほうが妥当ではあろう。
子吉川右岸の堤防を下流方向へ歩いてみた。
ここを歩くのは初めてだけど、道はしっかりしていて、景色もよかった。何度か歩いたことがある左岸よりも、歩きやすくて気持ちいいかも。
川のカーブ・堤防の高さなど雄物川とはまた違う雰囲気
上の写真のように、堤防の路面に幅いっぱいに「▲R3」と書かれていた。
実は、雄物新橋の新屋栗田町側の道路から河川敷に下りるところには「▲L2」と書かれている。おそらく昨年後半に新たに。
▲は流れる方向(河口を指す)、LRは左岸/右岸、数字は河口からの距離(キロ)を示していることになる。上空から川を見る時に、地点を把握しやすくするためだと考えられる。
河口からの距離を示す標識も設置されているが、雄物川のようなイラスト入りではなく、黄色地に数字を書いたもの。
【16日補足】つまりこの地点は「右岸の河口から3.0キロ地点」。もうちょっと河口に近い感じがしていた(2キロ台)。雄物川では秋田大橋と羽越本線の橋の中間辺りが3キロ地点。
堤防の道は、車止めが設置され、さらにこんな看板もあった。
「河川管理用通路」
きれいで新しそうな看板だけど、反射材が現在主流の縞状のものでなく、ちょっと古い蜂の巣状のタイプ。「国土交通省」が上張りではないので、2001年以降に設置されたことになる。
子吉川出張所名義で、「公道ではない」「車輌の通行はご遠慮」「事故等の責任は負えない」ことが示されている。
「車輌の通行はご遠慮」は、道路交通法上は自転車も含まれてしまうことになる。「公道ではない」としているから、道交法は適用されず(=自転車は車輌に含まず)、自転車は通ってもいいのかな?
雄物川下流では、左岸河口近くの河川敷の歩行者も含めて通行できない箇所には看板が立っていた。
しかし、ここと雰囲気が似ていて歩行者自転車は通行できる、右岸秋田大橋より上流などの堤防には、こうした看板はない。あそこはサイクリングロードで秋田県道扱いなんだっけ?
雄物川支流の旭川では、管理者の秋田県が、「通行は想定していないが、通行時は注意してほしい」とかヘンな言い訳をしたことがあったが、現地には何も書いていない。
素人には、河川管理用通路と普通の道路の区別が分かりづらい(あえて区別する必要がないわけでもあるが)。こういう看板を立てることで、ある程度の理解を助けることにはなるだろう。
別の看板。
「禁止」。対岸右の建物はホテルアイリス?
ゴミ焼却・投棄を禁ずる内容。雄物川では見たことがない。
建設省・本荘警察署だったのを上張りしているし、見るからに古いけれど、手書き文字はしっかり判読できる。おそらく昭和の設置だろう。なかなかクセのある文字。
同じ秋田河川国道事務所館内でも、出張所が違うだけでいろいろと違いがあるものだ。
左岸上流側から由利橋(通称「ゆりきょう」、正式には「ゆりはし」)
由利橋の歩道
昨年の記事でも取り上げたように、由利橋の歩道の車道寄りに、主塔と橋桁を結ぶ
そのうち、左岸・市街地側のいちばん外側の
上流側・下流側とも
対岸の右岸・石脇側では、
土のうなし
何ための土のうなんだろう?
【16日追記】寒冷地の市街地の斜張橋では、ケーブルを雨水や雪が融けた水が伝わって路面にしたたり落ちたり、それが凍結してつららになることは問題になり得る。その対策かなとも思ったけど、それだったら全部のケーブルにやるべきだし、地際ではあんまり意味がない。やっぱり分からん。
以上、由利橋は市道なので由利本荘市の管轄。
子吉川の川自体は、一級河川の本流なので国土交通省直轄。東北地方整備局>秋田河川国道事務所>子吉川出張所が担当。なお、秋田市の雄物川下流部分は、同事務所 茨島出張所担当。
左岸・ポンパル付近の「こよしがわ」の河川名看板
河川名看板には、本来は設置方法が定められていたようだが、ケースバイケースでいろいろある。※この記事後半など。
「こよしがわ」は、見かけは、雄物川の秋田大橋左岸・新屋側に設置されているのとそっくり。書体はナールで、側面に標語が書かれているのも同じ。※標語についてはこの記事。
ただ、英語表記が「Omono Riv.」「Koyoshigawa」とそろっていない。
そもそも設置位置が、本来の原則と違う川の流れに対して直角向き。弘前の岩木川の岩木橋と同じような形。ただ、ここの場合、橋(由利橋)からは離れており、川と並行する道路を通る人に見せるための看板ということになるので、この向きのほうが妥当ではあろう。
子吉川右岸の堤防を下流方向へ歩いてみた。
ここを歩くのは初めてだけど、道はしっかりしていて、景色もよかった。何度か歩いたことがある左岸よりも、歩きやすくて気持ちいいかも。
川のカーブ・堤防の高さなど雄物川とはまた違う雰囲気
上の写真のように、堤防の路面に幅いっぱいに「▲R3」と書かれていた。
実は、雄物新橋の新屋栗田町側の道路から河川敷に下りるところには「▲L2」と書かれている。おそらく昨年後半に新たに。
▲は流れる方向(河口を指す)、LRは左岸/右岸、数字は河口からの距離(キロ)を示していることになる。上空から川を見る時に、地点を把握しやすくするためだと考えられる。
河口からの距離を示す標識も設置されているが、雄物川のようなイラスト入りではなく、黄色地に数字を書いたもの。
【16日補足】つまりこの地点は「右岸の河口から3.0キロ地点」。もうちょっと河口に近い感じがしていた(2キロ台)。雄物川では秋田大橋と羽越本線の橋の中間辺りが3キロ地点。
堤防の道は、車止めが設置され、さらにこんな看板もあった。
「河川管理用通路」
きれいで新しそうな看板だけど、反射材が現在主流の縞状のものでなく、ちょっと古い蜂の巣状のタイプ。「国土交通省」が上張りではないので、2001年以降に設置されたことになる。
子吉川出張所名義で、「公道ではない」「車輌の通行はご遠慮」「事故等の責任は負えない」ことが示されている。
「車輌の通行はご遠慮」は、道路交通法上は自転車も含まれてしまうことになる。「公道ではない」としているから、道交法は適用されず(=自転車は車輌に含まず)、自転車は通ってもいいのかな?
雄物川下流では、左岸河口近くの河川敷の歩行者も含めて通行できない箇所には看板が立っていた。
しかし、ここと雰囲気が似ていて歩行者自転車は通行できる、右岸秋田大橋より上流などの堤防には、こうした看板はない。あそこはサイクリングロードで秋田県道扱いなんだっけ?
雄物川支流の旭川では、管理者の秋田県が、「通行は想定していないが、通行時は注意してほしい」とかヘンな言い訳をしたことがあったが、現地には何も書いていない。
素人には、河川管理用通路と普通の道路の区別が分かりづらい(あえて区別する必要がないわけでもあるが)。こういう看板を立てることで、ある程度の理解を助けることにはなるだろう。
別の看板。
「禁止」。対岸右の建物はホテルアイリス?
ゴミ焼却・投棄を禁ずる内容。雄物川では見たことがない。
建設省・本荘警察署だったのを上張りしているし、見るからに古いけれど、手書き文字はしっかり判読できる。おそらく昭和の設置だろう。なかなかクセのある文字。
同じ秋田河川国道事務所館内でも、出張所が違うだけでいろいろと違いがあるものだ。