田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

行列の無いお店

2018年04月09日 | 日記
 昨日は地元の春祭りでした。月末の遠足、高野山の足慣らしに、お祭りに行ってきました。あいにくの空模様、時折ぱらつく雨、先だっての春らしからぬ温かい日とはうってかわった、風の強い寒空でした。
 
 駅から露店を見ながら、体を温めようと歩きました。昨年より出店数が減ったように感じました。フリーマケットは、あい変わらずの高値です。お宝鑑定団の影響か、昭和の代物が、驚くような金額で並んでいました。都会でもない、この地で売れるのか心配でした。
 
 雨が本降りになりそうな気配を心配しつつ、先だっての梅祭りで発見したお店で、お昼ご飯を食べようと、二人でブラブラ向かいました。
 
 祭で満席を覚悟してましたが、ボックス席もカウンター席も空いていました。先日と同じランチを注文、店内は心地よく温かいし、祭の喧騒とかけ離れて静かな空間でした。
 
 ほどなく席は満席。忙しく働いていた店主が、入り口に何やら掲げました。ガラス越しに見えるアプローチのお客さんは、ドアの外で何かを読み、あきらめきれぬ様子でドアを開けます。店主の申し訳無さそうな「満席ですし、相当お時間がかかります」と・・。この店は待ち席や、行列が無いことを知りました。
 
 配膳も適度な間隔、店内は静か、ゆっくり食事ができました。店を出る時、掲げてあったプレートを見ると『満席でございます。しばらくは入店できません』と書いてありました。
 
 目の前で行列されると、急かされているような気分になるし、さりげなくドアの前に掲げ、粋な気配りに私と妻は感心しました。お値段も、ランチが1,280円と980円、男性にはちょっと少なめですが、プラス100円でお蕎麦の増量ができるみたいです。美味しかったです。おしまい。