田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

常識の変化

2018年04月05日 | 日記
 大袈裟だけど、常識を外れたら非道徳、すなわち悪になると思います。ある時、カウンセラーが高校生に「人を殺してはなぜいけないのですか?」と聞かれ、返答に窮した」との記事を読みました。ことの善悪を直感的に見抜けない人に、どのように説明したのか、知りたいものでした。
 
 時代と共に、間違いなく常識は変化すると思います。家制度が絶対的であった昭和の始め、今は個人が尊重されますし、あからさまの男女区別は、差別とさえ受け取られます。
 
 私達を含め、多くの人達が『私の常識って、これで良いのか?』と懐疑的になっているような気がします。そんな時に頼れるのが、昔からの常識だったり、伝統だったりします。
 
 近年懐古主義が流行るのは、そんなことかも知れないと思っていましたが、救命処置で土俵に上がった女性を、アナウンスで下りるように放送したそうです。命より伝統が大切なの?かと、己の常識を問いただしました。
 
 もっと醜かったのは、『観客の中から、「良いのか?」と大声があり、つい言ってしまった』と相撲関係者の言葉です。真実であっても、なぜ、観客のせいにしなければならなかったのでしょうか。力自慢の相撲界も、常識知らずの人の集まりになってしまいました。悲しいです。