近頃、若い世帯に自治会、町内会が嫌われると聞きます。「どうしても加入しなければいけないの?」などの質問をネット上で見かけます。嫌がる理由に首を傾げるのもありますが、なるほどこれは酷いと頷けるのもあります。私自身もここ十数年で、自治会に対する考えが180度変わりました。それを書きます。
昔々、昭和50年半ば頃、新築県営団地に入居しました。仕事柄お付き合いがありましたので、半ば強制的に『管理人』を委託されました。管理人と言っても連絡事務だけ、妻が就任しました。お手当は切手代の2,800円/月でした。しかし、新たな団地、町内会設立の音頭取りをしました。
新婚時代に住んだ古い町内、新婚のオイラ達が、お年寄りに親切にしていただいた経験から、その町を手本にしました。
40世帯の小さな町内会。新鮮な出会いが町内会の雰囲気を良くしました。子供会も敬老会も葬儀も町内会の協力の名の下で運営できました。
月日が流れ、団地ですので入退去は避けられません。新しく入居された世帯と、現住入居者の間に軋轢が生じ始めました。新入居者は以前に住んでいた町内会のしきたりを言い、ここでの仕事を断ろうとしました。話して説明すれば充分分かることも『言わず』『聞かず』が問題をより複雑にしてしまいました。
結果で言えば、『言わず』『聞かず』の集まりでも大した支障は起きませんでした。ですから、「どうしても加入しなければいけないのか?」の議論になるわけです。
組織として残る町内会は当然高齢化します。高齢化した役員の方々においては、口が達者な方が居残ります。町内会に魅力を感じなかったり、体が弱った方々は、静かに身を引きます。当然ながら役職が形骸化し、町内会費に適切な使い道が見つけられず、町内会の上部組織の連合会に流れ、結局は飲み食いで消費されてしまいます。
私の市でこんなことがありました。革新系の議員が議会で追求するものの、「暖簾に腕押し」「豆腐に鎹」「糠に釘」ですぅ~。
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![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/32/0f/6a3fada3f6e766f30c985b1a853db1a8.jpg)
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今の私は、自治会もしくは町内会は不必要。必要ならば、おのずと自然発生的に生まれてくるはず、それまで待てば良いと思う傍観者になってしまいました。
昔々、昭和50年半ば頃、新築県営団地に入居しました。仕事柄お付き合いがありましたので、半ば強制的に『管理人』を委託されました。管理人と言っても連絡事務だけ、妻が就任しました。お手当は切手代の2,800円/月でした。しかし、新たな団地、町内会設立の音頭取りをしました。
新婚時代に住んだ古い町内、新婚のオイラ達が、お年寄りに親切にしていただいた経験から、その町を手本にしました。
40世帯の小さな町内会。新鮮な出会いが町内会の雰囲気を良くしました。子供会も敬老会も葬儀も町内会の協力の名の下で運営できました。
月日が流れ、団地ですので入退去は避けられません。新しく入居された世帯と、現住入居者の間に軋轢が生じ始めました。新入居者は以前に住んでいた町内会のしきたりを言い、ここでの仕事を断ろうとしました。話して説明すれば充分分かることも『言わず』『聞かず』が問題をより複雑にしてしまいました。
結果で言えば、『言わず』『聞かず』の集まりでも大した支障は起きませんでした。ですから、「どうしても加入しなければいけないのか?」の議論になるわけです。
組織として残る町内会は当然高齢化します。高齢化した役員の方々においては、口が達者な方が居残ります。町内会に魅力を感じなかったり、体が弱った方々は、静かに身を引きます。当然ながら役職が形骸化し、町内会費に適切な使い道が見つけられず、町内会の上部組織の連合会に流れ、結局は飲み食いで消費されてしまいます。
私の市でこんなことがありました。革新系の議員が議会で追求するものの、「暖簾に腕押し」「豆腐に鎹」「糠に釘」ですぅ~。
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今の私は、自治会もしくは町内会は不必要。必要ならば、おのずと自然発生的に生まれてくるはず、それまで待てば良いと思う傍観者になってしまいました。