田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

野球賭博のとばっちり?

2016年03月15日 | 日記
 紳士が求められる読売巨人軍の元大物プレーヤーが薬物にまみれ、この度は野球賭博で挙げられ、踏んだり蹴ったりの様子です。新監督が気の毒に思います。
 
 またまた『公式戦の勝敗対象に現金をやりとり』が取り沙汰。さっそく禁止になったそうですが、ちょっとやり過ぎじゃないかな?。記事を読めば、選手が試合ごとに現金を出し合い、勝てば試合での円陣で「声出し」と呼ばれる発声を担当した選手が総取りするルールだそうです。可愛いものじゃありませんか。お遊びです。
 
 昔々、勤め時代の水曜日、午前10時から『工程(コウテイ)会議』がありました。部長が進行役、業務の進捗状況をチーフ同士で確認しあうのが目的でしたが、業務に遅れはつきもの、されど尻を叩かれ、新たな仕事がブチ込まれる始末。私は『無抵抗(ムテイコウ)会議』って揶揄してました。誰だって欠席したくなります。しかし、欠席、遅刻の罰金は1,000円でした。
 
 ある年、税務調査が入りました。さて私の机の上のガラス鉢には、罰金の1,000円札がたくさん入っていました。税務署員にどのように説明してよいものやら、少し怖い思いでした。一週間連続での調査、個人の机の引き出しも調べられる、なんて噂も聞こえ、いっそ家に持って帰ろうかと思いましたが、皆のお金だし・・・・。
 
 調査最終日、私達の業務室に税務署員が来ました。受付事務員さんに、二三の質問をしただけで帰りました。正直、ホッとしました。罰金ですが、年度末の工程会議は夜会でしたので、お酒になりました。
 
 お金にからむお遊びといえば、『積算上げ、近い者勝ち』がありました。当時はエクセルがありませんでしたから、積算調書から積算書に書き写し、単価を入れ、数量を調べる作業が二ヶ月は続きました。役所の予算内か、それとも超過するか、大幅に安いか・・・胃の痛む毎日でした。
 
 最終日が近づくと「一口1,000円近い者総取り」の賭けが公示されました。張本人の私でさえ、集計金額は解りませんでした。当たれば4、5万になりますので、そろばんを入れた女子社員を口説くものや、当の女子社員が検算を買って出てくれたり、意外と楽しい時でもありました。
 
 ある年には、重役の一人が「田神くん、二口申し込みたいのだが・・・」と・・・。重役には、一口にしてもらいましたが「最終日は連絡してくれ、立ち会いたい」ってさ。
 
 結果的に、このような賭けは、たいがい事務職や女性事務員が取ります。まぁ、ビギナーズラックでしょうね。負け惜しみかなぁ・・・。