確定申告で税務署へ

　私は個人事業主、いわゆる青色申告（現金主義）です。今日税務署へ妻のお供で、確定申告書を提出してきました。e-taxを使えば、ネットでもまた郵送もできますが、あえて提出を選んでいます。なぜって、その辺りはアナログ人間ですので、手渡しして安心できるのです。
　
　昔々は毎日『収支日計帳』を使っていました。青色申告会で５００円で購入していました。ま、企業向けのお小遣い帳です。青色申告を申し込むと、以後３年間、税理士無料指導が受けられました。目いっぱい利用させていただき、税務を憶えました。この無料指導も４年目になると、税理士さんが「私が帳簿の面倒をを見てあげましょう」ってな営業に代わるのです。月々５千円でしたが、ケチな私は自分でやりました。税理士さんの三年間の努力には心苦しかったのですが・・・。
　
　昔は仕事の合間に処理しようとすると２週間はかかりました。収支日計帳から経費項目に分類して、決算報告書を作り、保険や支払調書を揃えて準備してから確定申告書を書きました。パソコンを導入して、必要経費をエクセルで処理するようになり、妻の仕事になりました。確定申告書は、妻が夜なべの悪戦苦闘。結果私は楽になり、仕事に集中できました。
　
　さて数年前から国税局が青色申告ソフトを導入、ネット画面を見ながら入力すれば計算処理してくれます。前年のデータも利用できますので、住所氏名を書く手間も省けます。難があるとすれば、一年一回の使用ですので、操作を忘れることが多いです。
　
　昨日、妻が入力してくれました。「六ちゃ～ん、教えてぇ～」と何度も呼ばれましたが、一時間半ほどで終了しました。さて、昨年後半の仕事の２物件のお手当が今年になりますので、所得税は出ませんでした。少しだけ悔しい思いの私です。おしまい。