田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

頭の中で声が聞こえる

2016年02月27日 | 日記
 幻聴じゃありません。gigazineの記事です。『本などの文章を読む際に、声に出さずに黙読していても頭の中で文章を読み上げる「声」が聞こえる』という記事ですが、私は擬音語が聞こえるときがあります。波の音、せせらぎ、風の音などです。男女の会話ですと、男性と女性の声が語ります。困ったことに、私の頭で独自に解釈したような男女の声になってしまいます。気に入った女性は、どうしても小股の切れ上がった、 べらんめえ調(下町言葉)の姐御肌です。ストーリーが異なっていると理解できなくなる時があります。
 
 娘は『幻臭覚』があると言ってました。幼いころ『グリとグラ』を読んでいたら、とても良い香りがしてきたそうです。何の香りか解らなかったそうですが、食べ物の香りだと確信したそうです。お母さんに聞いても、香りを伝えることは出来ず、腹立たしかったそうです。ある日お母さんがパンを焼いた時「あッ!この匂い、この匂いだ!」と叫んだそうです。
 
 私が幼いころ、夜中に目を覚ました時、とても大きな音「シィ~~~ン」の音に怯えました。セミの鳴き声より大きく、耳を塞ぎましたが、いつもは聞こえる大人のイビキが聞こえなくなるほどの、大きなシィ~~~ンでした。とても怖かった思い出があります。
 
 夜空に星がまたたく冬の夜、幼少時は目が良かったので、真夜中でも、星明かりで雲が見えました。星の瞬きが「パサ、パサ」と、線香花火のような音で、いつまでも聞こえました。不思議とこの音は今でも記憶しています。街では聞けませんでした。
 
 田舎で育った人が「静かさの『シィ~ン』は事実だよな」なんて話します。「雪って、パサパサって音が聞こえるんだぜ」も意見が合います。これは幻聴じゃないですね。おしまい。