田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

そろそろひな祭り

2016年02月11日 | 日記
 わが家には、いっぱい思い出の詰まったお雛様があります。娘が4月に誕生、一年が巡り3月、雛飾りをあれこれ考えました。50㎡の小さな団地でしたので、団地サイズを買おうとしましたが、私の地方には、数々の風習とゲン担ぎがありました。全国共通かもしれませんが・・・。
 
 雛飾りの風習とは、妻方の実家が用意して届けるのが慣例。そもそも、私が娘のために、願いを込めて買おうとしていましたので、妻の実母が買おうとするのを、妻がなんとか押しとどめていたようです。
 
 妻には、娘さんを持つ姉がいます。その姉さまは、実母からお雛様を買い与えられていましたので、私達が断ると、なにかと波風がたつことを妻は心配したそうです。娘が4歳になった頃、デパートからお雛様が届きました。姉さまのような七段飾りではなく、ケース入りだったことが、狭い我が家には幸いでした。妻の強硬な意見だったと後々に聞きました。
 
 二番目の風習は、娘さんが就学前頃になると、座敷に雛人形を飾り付け、近所へのお披露目をしたそうです。その日は庭が開放され、招かれた人たちは縁側越しに雛飾りを眺め、甘酒やお餅がふるまわれたそうです。これはお屋敷あっての話ですが、近頃では結婚式場に場を移したなどの噂も聞こえてきます。
 
 ゲン担ぎは全国共通と思いますが、お雛様を片付けるのが遅れると婚期が遅れると言われます。だからかもしれませんが、娘さんが歳を重ねるに従い、飾らない家が増えていると聞きます。ちなみに姉さまの娘(一人っ子)さんは四十路の独身、決して片付けるのが遅かったのではないですがねぇ。
 
 また、お雛様は娘の身代わりだそうで「一人づつに与えられる」とも聞きます。確かに「娘三人、身上(しんしょう)が潰れる」と聞きます。落ち着いて考えれば、代々の引き継ぎ物だったら、お人形屋さんは儲かりませんね。落ち着いて考えましょう。

 さて、わが家のお雛様、娘が結婚して、引取が断られたため、私の洋服ダンスの上で、三十年近く放置プレーされています。段ボール箱の中ですから、色焼けはしていないと思いますが、さて男雛さま女雛さま、お二人の仲が悪くなっていなければ良いし、まさか家族が増えているなんてことは・・・・だったら、超!楽しいけどねぇ~。
 
 さて、月末に○っちゃんが来ます。ファーストシューズの買い物ですが、先日の遠足のおみやげもありますし、お雛様を飾ってあげようと思います。それにはまず、中を見ようと妻と相談しました。
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 オルゴール部分が壊れていました。応急処置で修理、色落ちしていますが、一日のことですから、○っちゃん喜んでくれないかなぁ・・・。