田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

復活!デミタスカップ

2016年02月06日 | 日記
 昔々、大昔の話です。何事にもカタチ重視のオイラがコーヒーに凝りました。朝のコーヒーはサイフォンで淹れ、コーヒーカップを前もって温める完璧さ、コーヒーを楽しむより、所作にこだわる痛々しい奴でした。
 
 そんな時に知ったのが、エスプレッソコーヒーとデミタスカップ。市役所の帰りに必ず立ち寄った喫茶店、バス停近くにあり、そこで飲んだエスプレッソコーヒーは香りが良く、フルーツの味を感じました。値段も同じ、普通のコーヒカップでだされていました。
 
 店はとても大きなエスプレッソマシーンで、聞くところによれば、蒸気を利用していると聞きました。現在検索で見ることのできる家庭用のマシーンより大きな機械でした。とても個人で買えるシロモノじゃありませんでした。
 
 そんなとき、妻と買い物で、デミタスカップの一式セットを見つけ、買ってしまいました。安くなかった・・・。カタチにこだわる悪い癖。このセット、買っただけで戸棚の肥やしになり、いつしか忘れてしまいました。私はとっくに処分したものだと思っていました。
 
 石持ちの私、一日1リットルの水分と言われています。寒い時の常温は少々辛く、仕事場ではコーヒーメーカーの保温台を利用していましたが、熱すぎて煮詰まってしまいます。最近それも壊れました。
 
 今は魔法瓶(古い言い方)イマ風に言えばポットを使っています。これが中々の優れもの。朝、熱湯で淹れた紅茶が、夕方でも一気に口に含めない熱さです。妻が「六ちゃん、フタで飲むのは味気ないでしょ」と懐かしいデミタスカップを出してくれました。容器が違うとなぜかしら味が違う。やはりカタチにとらわれるオイラでした。おしまい。
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