大掃除

　年末の大掃除です。大掃除でも、今年は意味合いが少し異なります。婆さまがいよいよですので、その準備がてら掃除をしています。家族葬で婆さまを送ります。通夜は家族のみで過ごそうと思っています。姉夫婦は高齢だから、通夜会場からいったん家に帰っていただこうと思っています。息子夫婦にその世話をさせようと思いますので、２組の寝具を押入れから出し、天日干ししてます。あいにくの天気ですのでホカホカ布団は無理ですね。
　午後見舞いに行きます。おそらく容態は下がる一方でしょうが、９４歳燃え尽きるのはいたしかたありません。朝刊に今年亡くなられた県内著名人が載っていました。面識のある方もいらっしゃいましたが、皆婆さまよりはるかに若い人々でした。
　北の和室二部屋を掃除しました。残すはガラスの外面とサッシュに残る両面テープの痕跡です。
　午後見舞ってきました。点滴を受けていました。呼吸は荒く意識はあるもののうつらうつらしていました。声をかけると、うっすらと目を開け、微笑みました。ヘルパーさんが「痛みがあるだろうに、ほんとうに辛抱強い人だ。」と言っていただけました。