田神六兎の明るい日記帳

田神六兎の過去、現在、そして起こるであろう出来事を楽しく明るくお伝えします。

婆さまの介護保険

2013年12月08日 | 日記
 昨日は妻が休み、午後遅くから婆さまの施設へ二人で行きました。3時半を過ぎていましたが、浴室からまだ帰っていませんでした。しばらく待つと、車椅子で連れられて帰ってきました。私達を見つけるとニコと笑いました。首が寒いらしくタオルを巻いていましたので、少し早めのクリスマスプレゼントのネッカチーフを差入れました。すごく喜び「買ってきてくれたのか、ありがとうな。」と言ってましたが、婆さまの押入れから出てきたシロモノだそうです。片付けて、忘れてしまったのですね~。
 近頃の婆さまは体調も良く、歩行器を使った歩行訓練が始まるそうです。一番軽く、柔らかい靴を履いていたのですが、靴底が剥がれてしまい、修理しましたが、たぶんダメです。新しいのを注文するつもりです。
 我が家の婆さまが介護保険のお世話になったのは平成14年の秋からでした。以来5人のケアマネージャーさんのお世話になりました。皆さんそれぞれ特徴があり、良い人ばかりでした。ケアマネさんにしては珍しくオットリ系のMさん、何事も丁寧、話し方もゆっくり。そのMさんが言いました。「田神さん家は、介護を笑いにしちゃうから、Tさん(婆さま)幸せですね。」その笑いとは妻が言った一言「赤ちゃんのウンコはバッチクないけどね~。年寄りのウンチはクッサイからね~。はははぁ~。」
 我が家も大変でした。朝から夜中まで、しょっちゅう妻と大掃除でした。オイラがシャワーの用意をして、妻が母の足を拭き、シャワーで洗ってる間にオイラが部屋を暖め、床の拭き掃除、妻が新しい寝巻きに着替えさせていると、母が「○○ちゃん、ゴメンなぁ、ごめんなぁ~」哀れだった。母は若いときは肥満体だった。歳を取って痩せ、皮膚が余り、それがシモの失敗を誘発してた。オイラや妻には経験が無い分、教えられず困りました。
 妻が「もう失敗しないでねぇ、といっても無理だわね。いいよ、婆ちゃん。」オイラも妻に救われました。妻に足向けて寝られませんわ~。
 さて老人介護をしていますと、私達の老後も考えねばなりません。私も妻ももお金は大切にしてます。今の婆さまにかかる費用が物差になります。毎月の施設の入所費用が約12万です。万が一の場合に備えて、特養(特別擁護老人介護施設)を申し込んでありました。ここですと8万です。安いですが、婆さまのことを考え、通いなれた施設にしました。毎月かかる費用を考えると安いに越したことはありませんが、そんなに長くはない余生です、せめて慣れた施設で残りを過ごしてもらおうと考えました。私達の老後も婆さまに習い、延命治療を望まず、出来る限り子供の世話にならず一生を終えたいと話しています。
 少し暗くなりましたので、庭の紅葉を・・・でも今年の色は悪いです。センリョウの実は真っ赤になりました。