ランとはいえカキランは観賞価値はそれほどあるものでもないと思うのですが、山取り品が鉢植えで売られているようです。種によっても違いますが、個体数が減少してきている種に対しては心を配って欲しいものです。山から持ち帰るなら絶対に2倍3倍に増やして欲しいのです。
カキランです。いつもは山の明るい湿地や沢で出会って一時の心の語らいをする相手です。「今年も会えたね」と。それが思いもかけないところでの出会いです。場所は護摩堂山頂の茶店の花壇の中。一見して違和感のある環境です。しかし、茶屋の管理人さんがせっせと水を与えるなど、水分条件はそれほど悪くはないのでしょう。しっかりした花を咲かせていました。