【雑学クイズ (citrusより)】
《問題》
問題1.
「四六時中」はもともと何という言葉だった?
①:二六時中
②:二十四時中
③:三六五日中
問題2.
「ゴり押し」の「ゴリ」って何のこと?
①:ゴリラ
②:魚
③:筋肉
④:岩
問題3.
台風、ハリケーン、サイクロンの違いは?
①:信号方向
②:規模
③:発生場所
《解答》
問題1.①:二六時中
解説:
四六時中は「一日中」、「いつも」を意味する言葉ですが、もともとは「二六時中」といわれていました。その由来は、昼と夜をそれぞれ6つの刻に分けて1日を表した江戸時代の時刻制度にあり、昼と夜の刻が合わされば1日が12刻(2×6=12)となるため生まれたのが「二六時中」です。ところが、明治には24時間制が採用されたため、4×6=24で「四六時中」が使われるようになりました。
問題2.②:魚
解説:
物事を強引に推し進める「ゴリ押し」という言葉の語源は、川魚の「ゴリ」にあります。ハゼ科の小魚ゴリ(カワヨシノボリ)は水底の石の間にへばりつくようにじっとしていることが多く、捕まえる際はワラの束を川底につけ、雑巾がけをするように前へ進みながら網の中に追い込みます。その、石にへばりついたゴリを追い込む「ゴリ押し漁」の様子から、「ゴリ押し」という言葉が生まれました。
問題3.③:発生場所
解説:
台風、ハリケーン、サイクロンはいずれも熱帯低気圧が強くなったもの。しかし、それぞれ定義には違いがあり、大西洋と東経180度以東で発生したものは「ハリケーン」、東経180度以西の北太平洋と南シナ海で発生したものは「台風」、インド洋や南半球のオーストラリア近海で発生したものは「サイクロン」と、発生場所によって呼び名が変わるのです。