【雑学クイズ (今日の雑学クイズより)】
《問題》
問題1.
9月18日は、「かいわれ大根の日」だそうです。大根の新芽を育てるとあの姿になる「かいわれ大根」。では、お店で購入したカイワレ大根をそのまま育て続けると普通の大根のように育つ?
①:大根になる
②:大根にはならない
問題2.
かいわれ大根は、机の上で簡単に育てられることから、野菜が高価な時に気軽に食べられる野菜として開発されました。
①:〇
②:×
問題3.
かいわれ大根と同じ「スプラウト」といえば、豆苗。切り取ったあと、再生した部分を収穫して食べることができるので、プチ家庭菜園気分が味わえ、人気です。さてできるだけ早く次を収穫するには、根元のどの位置で切り取ればいい?目安は2つ出ている脇芽です。
①:2つとも残して上の位置で切る
②:1つ残して切る
③:脇芽は残さず短く根元で切る
《解答》
問題1.②:大根にはならない
解説
かいわれ大根は、種から発芽した直後の新芽と子葉を食用にするものですが、根っこを食べる白い大根とは品種が異なります。カイワレ大根は芽と葉の部分が食用となるように改良された品種。育てると根っこが太くなる前に花が咲き種子が出来て、一生を終えてしまいます。根っこが小さいミニチュアの大根のようになる(食べられるほどではない)ことはあるようです。(野生で品種改良されてないものはこの限りではありません)
問題2.②:×
解説
実はカイワレ大根は、平安時代は貴族の野菜でした。昭和に入っても生産は少なく、木箱にきれいに並べられ、大阪の料亭などで飾りに使われており、日々の食卓に上ることなどなかった高級野菜でした。昭和40年代頃までは本格的に栽培されなかったのですが、50年代頃から安定して供給されるようになってから、庶民の口にも入るようになりました。
問題3.①:2つとも残して上の位置で切る
解説
根元に見えている2つの脇芽を残したほうが、早く育ちます。脇芽とは、植物が新たに芽を伸ばしていく部分=成長点。豆苗の根元の茎をよく観察すると、脇芽が2つあります。 上についている脇芽のほうが先に育ち始めているため、両方とも残せば、脇芽を1つ残したものより2日ほど伸びるのが速いようです。