【雑学クイズ (今日の雑学クイズより)】
《問題》
問題1.
9月20日は、「お手玉の日」だそうです。「手玉に取る」という慣用句がありますが、この言葉はお手玉遊びが語源である。
①:〇
②:×
問題2.
日本最古のお手玉としては、あるお寺の宝物殿から「石名取玉」と呼ばれているお手玉が見つかっています。このお手玉を使って遊んでいたと言われている歴史上の人物は誰でしょう?
①:清少納言
②:北条政子
③:聖徳太子
④:藤原道長
問題3.
世界最古のお手玉は、紀元前5世紀にリディア(現在のトルコ)人が考え、ギリシャに伝えた「アストラガリ」という遊びだという説が有力です。この「アストラガリ」では、お手玉として何を使っていたでしょう?
①:平たい小石
②:丸く磨いた水晶
③:銅のコイン
④:羊の骨
《解答》
問題1.①:〇
解説
他人を自分の意のままに操作・翻弄することを「手玉に取る」と言います。子供がおもちゃとして遊ぶ「お手玉」を、曲芸師が巧みにあやつるようすから転じました。「手のひらの上で踊らせる」や「鼻面を引き回す」と同義語です。
問題2.③:聖徳太子
解説
法隆寺に伝わった「石名取玉」(いしなとりだま)は、1センチ角ほどの水晶のキューブが16個でセットになっており、聖徳太子が幼いころに遊んだと伝わっています。なお平安時代の歌人・西行の歌に「石なご(お手玉)のたまの落ちくるほどなさに 過ぐる月日は かはりやはする」と歌われており、平安時代にはすでに行われていたということがはっきりしています。
問題3.④:羊の骨
解説
「アストラガリ」は、羊のかかとの骨でできたお手玉を投げ上げている間に、散らばっている他のお手玉を拾い上げるという遊びです。羊の骨を使ったお手玉遊びは、シルクロードを経てインドや中国にも伝えられました。アジアでは羊の骨のかわりに、身近にある小石を使っていました。