この寒い時期に暖かく眠るために欠かせない「毛布」や「羽毛布団」。
掛けていく順番で、保温効果に大きな違いが出てくるとか。
そこで、こんな記事をご紹介します。
掛けていく順番で、保温効果に大きな違いが出てくるとか。
そこで、こんな記事をご紹介します。
記事(2018年1月5日 gooニュース)によると
『◆毛布は羽毛布団の「上」に掛ける
毛布と羽毛布団は、寒い冬の強い味方です。でも、その使い方によっては、あまり暖かく眠れないこともあります。
羽毛は体温で暖められると膨らんで、保温性を発揮します。ところが、体と羽毛布団の間に毛布があると、羽毛が十分に膨らまず、保温性が落ちてしまいます。そこで、羽毛布団を内側に、その上に毛布を掛けると、暖かく眠ることができます。
また、体の熱は上からだけでなく、下からも逃げていきます。敷布団の上に毛布を敷いて眠るとそれが防げることができ、保温効果が高まります。
ただし、毛布の素材は要チェックです。ウールやカシミアなどの動物性の天然素材でできている毛布は、体から発散される汗を吸い取り発散する働きがあるので、あまり問題になりません。
しかし、多くの人が使っている化学繊維の毛布は、吸湿・放散の効果が弱いので、寝床の中に湿気がたまりやすくなります。そのため、かえって体の熱を奪ったり、ムレて不快に感じたりすることもあるので、注意が必要です。
◆毛布のかわりにタオルケットも
タオルケットは夏だけでなく、冬にも活躍します。上に掛ける毛布が重い場合には、毛布に替えてタオルケットを試してみてください。
羽毛布団の上に重い毛布を掛けると、羽毛が十分に膨らまず、保温効果を発揮できません。そんなときは毛布をやめて、タオルケットを羽毛布団の上に掛けましょう。羽毛布団にたまった熱が逃げるのをタオルケットが防いで、暖かく眠れます。
また、タオルケットを敷布団の上に敷くのも◎。タオルケットは吸水性が高いので、汗や湿気を吸い取ってくれます。さらに、パイル糸には多くの空気が含まれているので、保温力も期待できます。
◆電気毛布は眠るときにスイッチ・オフ
冬には、電気毛布や電気敷布を手放せない人もいます。電気毛布や電気敷布は一晩中つけっぱなしにせず、眠る1時間ほど前から布団を暖めたら、眠るときにはスイッチを切りましょう。
私たちの体温は、眠っているあいだに下がり続け、目覚める少し前に最低となり、その後、上昇して目が覚めます。
電気毛布や電気敷布をつけたままにしておくと、寝床の中の温度が下がらず、体温の自然な変化が妨げられます。そうなると睡眠の質が悪くなるため、目覚めたときに疲労感が残ったりします。
睡眠中の自然な体温の変化を保ち、質の良い睡眠をとるためには、寝床に入るときに、電気毛布や電気敷布のスイッチを切ることをお勧めします。』