所在地 今井町の古い町並み 奈良県橿原市今井町
「紙半豊田記念館」を出て、「旧環濠」のある公園を歩き春日神社に
境内には、今が盛りと彼岸花が咲いています。
春日神社 - 今井町の氏神で本殿は、境内の西南部に鎮座している。鬼門(東北方向)に向かって建ち、今井町を鎮守しています。
本殿は衣冠束帯彩色の木質紳像を安置するほか、径30cm.の神鏡が奉安され「春日社御鏡 嘉永七年(1854)寅年九月吉祥日 和州今井町氏子中」の刻銘があり、本殿前の狛犬・石燈籠などに境や大阪商人銘があるのはかって今井町と堺・大阪商人との交易関係を示すものです。現在は境内の一部の建物が改修工事中です。
「旧環濠」の側を歩き、「旧南口門」へ「旧南口門」は、東方に80tの耐震性防火水槽を埋設し、西方に「旧南口門」「番屋」「土居」「環濠」を多少の位置変更はありますが復元整備をし、生活広場としています
今井町の町並みを歩いてみると東西600m、南北310m、周囲に環濠土居を築いた城塞都市で、内部の道路も、見通しのきくものはなく、ほとんどが一度屈折させてある。これは軍事目的で造られたが、江戸中期には、今井の商人の生命、財産を守ることに役立ったのでしょうね。見事なものです。
『はにわまんじゅう』は、昭和十五年(1940年)、神武天皇ゆかりの橿原・畝傍御陵前に誕生し、その後、「海の堺、陸の今井」「大和の金は今井に7分」などの言葉が残る今井町で愛されてきました。古墳の副葬品として知られる「はにわ」をかたどったその姿や、カステラのふんわりやさしい舌触りと、こし餡のまろやかな甘さが生み出す素朴な味が喜ばれています。土産に買っておけばよかった残念です。
町を囲うように環濠が掘られている名残などがあり、その後江戸時代になると、商業都市に様相を変え大阪の堺と共に「海の堺、陸の今井」と言われるほどに栄えていたようです。元々、軍事目的に作られたこの町は江戸時代中期には裕福な商人の生命・財産を守るように変貌します。
今井町は、東西600m、南北310m、周囲に環濠土居を築いた城塞都市で、内部の道路も沢山あり、日帰りではゆっくり見ることが出来ず、見残したところがあります。機会があれが次回にもう一度来たいものです。
次回をお楽しみに では またね
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