豪商 稲葉本家 2018.06.22 2018年06月27日 19時58分33秒 | 歴史・遺跡・伝説 所在地 豪商稲葉本家 京都府丹後市久美浜町3102 稲葉本家は、織田信長家臣、美濃の稲葉一族の末裔と言われ、この久美浜の地にて糀製造で得た富を背景に廻船業を営み、沿岸交易によって巨富を得、付近諸藩の金融を独占するほどの豪商で建物は一般公開しています。近くには市営の無料駐車場があります。 入口を入ると左に、龍の置物があり、スイッチ押すと動くようです。右手には、稲葉市郎右衛門像が、この銅像は、旧国鉄宮津線の敷設や産業振興に貢献した、稲葉翁を顕彰して、昭和25年熊野郡町村会によって建立されました。 奥に入ると母屋があり、5年の歳月をかけ、明治23年に竣工され、平入桟瓦葺き切妻造りの二階建て。桁行6間半、梁行7間半の主体部を中心に各室が四方に張り出しています。 稲葉家々紋「折敷三文字」様石組みは、本町屈指の大石をメインに、時・旅・夢を表現しています。そして、刻時の塔・丸ポストの3点で構成されていますが、庭にある、この様なポストは見たことがないね~。 稲葉家と「ぼたもち」の歴史は古く、久美浜縣誕生を記念して地域の人々に「ぼたもち」を配ったとか。13代稲葉市郎右衛門は、旧国鉄宮津線の敷設や地域振興に多大な貢献があり、帰りに庭の一画にある、和カフェ&ランチの店で「ぼたもち」を土産に購入しました。 宝蔵では、常時、稲葉本家展を催しております。結婚後間もなく戦死された、13代市郎右衛門のお2人のご子息にまつわる展示物を中心に稲葉家をご紹介しています。 稲葉本家分家の一つ「東稲葉家」の当主への輿入れに使用された嫁入り籠が復元したもので、未婚の女性が嫁入り籠にのると良縁に恵まれると伝わります。 ここ二階は、新婚さんの部屋だそうです。広いですね~。 稲葉家旧庭園をベースに、著名な庭師・桜守、第十六代佐野藤右衛門氏の手による庭。玄関には藤右衛門桜も植えられています。綺麗です春の桜の季節に もう一度来たいね~。 次回をお楽しみに では またね « 山里のアジサイの寺円満院 2... | トップ | 高台からの景色が綺麗な魚見... »
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