所在地 平忠度の腕塚 神戸市長田区駒ヶ林町4丁目5
神戸市長田区の国道2号の浜側に走る広い道に「駒ヶ林町西」バス停の東側に立て看板が、その細い道を入っていきます。
小路の奥の左に「うでずか」の石碑が1mちょっとの小路を入ります。
そこにはお堂が、平忠度の墓ですが、あちこちにあります。神戸市長田区にあるのが忠度の「腕塚」と「胴塚」ですが、明石にある「忠度塚」と「腕塚神社」があります。両者の距離は15km。死体損壊と死体遺棄に問われそうなバラバラ事件で、さらに、長田の腕塚も明石の腕塚も、ともに忠度の右腕を祀っており、「右手塚が腕塚になった」という伝承も共通でちょっと意外です。
平忠度が岡部六弥太忠澄の郎党に斬り落とされた腕を埋めた場所と伝えられています。腕塚堂という小堂が建ち、堂前には十三重塔が建っています。
堂内には平忠度の位牌が祀られています。後世、腕や腰の痛みがなおると人々から篤く信仰されました。
大正時代の西部耕地整理の際、腕塚町と名付けられました。由来は、一ノ谷の合戦で西城戸の大将であった平忠度が、この地において腕を切られ、その塚や腕塚堂があることから名付けられました。
次回をお楽しみに では またね
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