治しやすいところから治す--発達障害への提言

花風社・浅見淳子のブログ
発達障害の人たちが
少しでもラクになる方法を考える場です。

二次障害だけ治るということは可能か?

2018-11-28 10:25:58 | 日記
南雲さんとの共同ブログ、更新しました。
二次障害がテーマになってますよ。



二次障害について改めて考えますね。
二次障害を避ける、というのが早期診断早期介入特別支援教育の大目的でしたけど、あれから13年、特別支援教育によって不登校は減ったかな? うつは減ったかな? 感覚過敏は減ったかな? っていうか特別支援教育を受けた結果アインシュタインやエジソンになったお子はいるのでしょうか。(当時の)ギョーカイメジャーがいまだに「えじそん」とか言って入会者募っていると痛々しいなあと思います。えじそんでもなんでもないってばれちゃったじゃないか。

私たちが「治った! 治った!」と喜んでいると「どうせ二次障害が治っただけ」と負け惜しみ言って唇噛みしめているすっぱい葡萄な人たちがいるんですけど、じゃあその人たちの周りで二次障害が治った人がいるのかな? っていうとあまりいない。

私はね、二次障害というものがあるとすれば、それは単独で治るもんじゃないと思っています。
つまり、二次障害が治ってしまう人は一次障害も治ってしまうよね。少なくともある程度は。

週末に愛甲さんにお会いして、このあたりの理論武装をきっちりやってきましたよ。
二次障害だけ治るのは無理。
治る人は一次障害まで治ってしまう、というね。

負け惜しみと言えば。
あまちゃん県のギョーカイ人が「みるさんは企業就労できる人だと思っていた」とか言い出しているんだって。

へそが茶を沸かすとはこういうことだけど、気をつけなきゃいけないのは
今後自分たちの手柄にするつもりなんだろうなあということ。
私たちの支援でこうなりました、っていうね。
さんざん人権侵害しておいたあげくの果てに。
いや、これやるからね、ギョーカイは。あまちゃん県に限らず。

便所の落書き掲示板をわざわざ見やすいように再構成してまでみるさんを貶めようとしていたのはつい先日のこと。
「全介助なくせに」って鼻先でせせら笑っていたのはつい先日のこと。
それがすごい掌返し。

そんな負け惜しみ言っていないで、JDDの全国大会に早く申し込んであげなきゃあ。
今日が締め切りだっていうのに、1割もいない参加者・・・。

GOGOGO! ギョーカイ、ファイトー!

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